愛猫の歯も痛いが、飼い主の財布も痛い!噛み癖が高じて「1本73万円の金歯」を入れた猫 米国

2025-07-13 06:00

噛み癖のある猫が、前歯を割ってしまいました。飼い主は動物病院の歯科専門医に金歯の治療を頼み、その治療費は約73万円もかかったといいます。猫は痛い思いをしましたが、飼い主の財政事情にも痛かったようですね。

噛み癖が高じて歯が折れた!

歯の治療を受ける猫

画像はイメージです

飼い主のモノを噛んでダメにするイタズラ癖のある猫が、金歯を入れて話題になっています。

米国コロラド州デンバーに住むClarrisse Bosmanさん(22歳)は、「愛猫Tofuは、噛み癖が高じて歯を折ってしまい、獣医で治療をしてもらいました。そしてなんと5000ドル(約73万円)も払って金歯を入れたのです」と説明をつけて、TikTok上に動画を投稿しています。これはネット民の爆笑を誘い、たちまちシェアされていきました。

2024年12月に彼女が旅行で不在中、猫の世話をしていた婚約者から突然電話がありました。「Tofuの前歯が真っ二つに折れて、歯神経が露出している」というではありませんか。猫は木でできたおもちゃのオルゴールを噛んでいた可能性があるということでした。

「Tofuが噛んではいけないものを噛むのは、今回が初めてではありません。前に楽器のリードを噛んでしまい、獣医に連れていったこともあります」とClarrisseさん。

やさしい家族に迎えられて

猫を抱いてくつろぐカップル

画像はイメージです

Tofuは、コロラド州ゴールデンにあるFoothills動物保護施設から引き取った猫です。生後10ヵ月のときに保護され、施設で生活していました。

「私たちが保護施設でペットになる猫を探していたとき、『迷子猫コーナー』にいるTofuを見つけました。柵に体をこすりつけたり、水用の鉢にジャンプしたりして、目を引く行動をとっていました。鍋の中にポトンと落とす豆腐みたいなので、のちにTofuという名前を付けました。さっそく里親希望を出し、飼い主が現れなければうちで飼う決心をしました」と振り返るClarrisseさんです。

5日間の猶予期間が過ぎても「飼い主」と名乗り出る人はなく、Tofuはそのまま彼女の家族になりました。それが約2年前のこと。Skwinkleという名前の弟猫もできて家族が増え、Tofuは毎日元気いっぱいに過ごしています。

「抜歯か、金歯か」の選択に

大口をあけた猫

画像はイメージです

Tofuを診断した猫の歯科専門医は、2つの選択肢を示してくれました。「歯を抜く」か、「根管治療と低アレルギー性の金歯を入れることで歯を残す」かのどちらかです。まだ3歳にならない愛猫のため、Clarrisseさんは迷うことなく後者を選びました。

「抜歯をした場合には噛み合わせが変化して、ご飯を引き裂いたり噛みちぎりにくくなるかもしれません。うちでは猫と一緒に散歩やハイキングに行くので、もし何らかの理由で人間とはぐれた場合、(自分で食べられる物を見つけて食べることで)できる限り生き残れるチャンスを与えたいという気持ちがありました」

彼女が払った費用のほとんどは麻酔や根管治療、歯垢除去、レントゲン撮影、血液検査などの治療費でした。金歯の材料費はわずかだったといいます。

「金冠は、金と銀、パラジウム、インジウム、亜鉛、イリジウムの合金でできており、低アレルギー性なので副作用を引き起こさないそうです」と話すClarrisseさん。

どうしたら噛み癖が治る?

カメラを噛む猫

画像はイメージです

さまざまなモノを噛みちぎるのは猫の本能ですが、ときには今回のように痛い目にあって多大な費用がかかることもあります。こうした行動を止める方法はあるのでしょうか?…あります!

まずは危険な対象物に近づかないようにさせる必要があります。その代わり噛みやすいおもちゃなどの代替品を提供するのです。猫を退屈させないようにすることも、こうした噛み行動を抑えるのに役立ちます。

また、猫が噛みたがる物体の表面に市販の忌避剤をスプレーすることで、猫が魅力を感じなくなるようにすることもできます。コーネル大学の猫健康センターによると、忌避剤には噛み癖を予防する効果があるとのことです。

ともあれ、金歯をつけたTofuの動画はSNS上でどんどん拡散し、これまでに1090万回以上再生され180万回以上の「いいね!」を獲得し、今も話題になっています。

出典:Cat Gets $5,000 Gold Tooth—Becomes an internet Sensation

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