猫に『療法食』を与えるときに絶対に守るべき3つの約束 取り扱いを間違えるとかえって不健康に…

2025-07-25 17:00

愛猫にはいつまでも健康でいて欲しいものですが、加齢が進むと、やはり、何らかの病気が避けられません。病気の改善や症状の緩和のためには、「療法食」が不可欠です。そこで今回は、愛猫に「療法食」を与える際の注意点を3つ紹介します。今後、必要になったときの参考にしてみてください。

1.「療法食」は獣医師さんの診断と指導に基づいて選ぶ

獣医師の診察を受ける猫

はじめに注意したいのは、「総合栄養食」と「療法食」の違いです。

通常の「総合栄養食」とは、必要な栄養素がすべてそろっているフードです。水といっしょに適量を与えれば、猫が健康で生きられるように作られています。

一方、「療法食」は、病気を患った猫の症状や状況に寄り添って、栄養バランスを調整したフードです。普通の「総合栄養食」と比べると、病気の違いによって、含まれる栄養成分が大きく変わってきます。

たとえば、重い慢性腎臓病用の「療法食」では、腎臓への負担を軽くするため、リンやタンパク質などの栄養成分が制限されています。

仮に、健康的な猫が上記の腎臓病用の「療法食」を食べ続けると、必要なタンパク質やリンなどが足りなくなり、栄養不足に陥った結果、免疫力や筋力の低下、毛ヅヤの悪化などの症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

「療法食」を選ぶ際には、愛猫の健康のためにも、自己判断を避けることが肝心です。飼い主のみなさんは、かかりつけの獣医師さんの診察と指導をもとに、ふさわしい「療法食」を選択してみてください。

2.飼い主さんの判断でやめない(与える量をちゃんと守る)

ウェットフードの缶詰

「療法食」の最大の目的は、病気の進行を遅らせ、症状を緩和させることにあります。

もし飼い主さんの判断で「療法食」を途中でやめると、取り返しのつかないくらいに症状が悪化してしまう危険性があります。

一例を挙げると、膀胱炎や尿石症などの病気で、「療法食」を中断した場合、病気が再発したり、症状が一向に改善されないケースがあります。

この状態を放置していると、最悪の場合では、命に関わる「尿路閉塞(特にオスに多い)」に発展するリスクがつきまといます。

「療法食」をいったんやめて、一時的に排尿時の痛みがなくなったり、血尿が良くなったりしても、必ずしも回復に向かっているとは限りません。

「療法食」の効果を最大限に発揮するためには、獣医師さんの指示に従って選んだ食事を継続することが何よりも大切です。同じ観点から、「療法食」を愛猫に与えるときには、決められた量をきちんと守るようにしましょう。

3.「療法食」中のおやつは基本的にNG

おやつをもらう白黒猫

確かに「療法食」は猫の病気を改善させる手段ですが、嗜好性という面では、やはり、おやつなどの「一般食」には敵いません。そのため、「療法食」へ段階的に切り替えたとしても、食が進まなくなる猫もいます。

愛猫想いの飼い主さんの親心としては、少しでも食べてくれればと願い、「療法食」といっしょにおやつを与えたくなるかもしれません。

ところが、「療法食」は、病気に合わせて栄養バランスが注意深く調整されたものです。「療法食」以外の食べ物を食べると、栄養面での配慮が無効化してしまい、適切な治療効果が期待できなくなります。状況によっては、さらなる症状の悪化も避けられません。

万が一、愛猫が「療法食」をなかなか食べてくれなかった場合、自己判断は避け、まずは、かかりつけの獣医師さんに相談してみてください。おやつを与える際にも、適切なおやつの種類や量、タイミングについても指示を仰ぐことが不可欠です。

まとめ

女性と獣医師、猫の動物病院でのひとコマ

老齢になるにつれて、ほとんどの猫が何らかの病気にかかり、「療法食」のお世話になります。「療法食」を愛猫に与える際の注意点を予習しておくと、いざというときにも慌てなくて済みます。

今回の記事では、獣医師さんへの相談・指示を前提に、「療法食」を扱う心得として、「自分で選ばない」「途中でやめない」「おやつとの併用は基本的にNG」、3つのポイントを紹介しました。

猫がかかりやすい慢性腎臓病、尿路結石などを防ぐためにも、日頃の適切な栄養摂取、水分補給が欠かせません。

本文で紹介した内容が、大切な愛猫の健康に役立つことを心から願っています。

関連記事

・飼い主さんに抱きしめられている猫→『表情』を見てみたら……思わず吹き出す光景が25万再生「捕まってるww」「悟り開いてて笑った」
・超ミニボウルにスッポリと入っていた『小さな子猫』が、現在……驚きのビフォーアフターに1万いいね「大きくなったw」「あっという間だね」
・猫にベッドを占領されたときの『飼い主の寝る場所』を紹介したら…まさかの光景が52万再生「ネコファーストで素敵w」「優しさを感じるw」
・5歳の女の子が高熱で寝こんでいたら、ネコが…泣けてしまうほど尊い『愛情を感じる行動』が17万再生「なんて優しい」「あったかい家族」
・猫から『好かれる人』のタイプ5つ

  1. 巨人・松井秀喜新監督「先頭を走らなければいけない」来季へ決意 G球場訪問し「西舘選手が爆睡してました」と笑顔で明かす
  2. 【 中川翔子 】双子の長男が病院へ「検査して無事大丈夫でホッとしました どうか双子健康に幸せに長生きしてほしいよ」 「人生について考える時間が増えました」と振り返る
  3. 『犬に確実に薬を飲ませる方法』をあみだした飼い主→チーズに薬を包み…天才すぎる『衝撃の光景』が619万再生「わんこそばw」「発想が凄い」
  4. ライフカード 選べるデザイン&うれしい特典がいっぱいで あの ちゃんも新CMでイチ推し☆ エンタメ系クレジットカード情報が詰まったサイト「SUKIDA.」も要チェック!
  5. “民間事業者単独で根絶は困難”…不正アクセス受けたGMOが政府に「能動的サイバー防御」緊急要請 “65万円失った”利用者は憤り
  6. 【台風30号】週明け九州に接近・上陸か 石垣島では街灯が根元から折れる 関東甲信は月曜夕方から雨のピークに
  7. 【台風30号】月曜にも九州に最接近・上陸か 離れた地域でも大雨に注意 今後の進路は 予報士解説【台風情報】
  8. 陸海空を制覇?【 藤岡真威人 】大型二輪取得で「次は海へ行け」父からのプレッシャーに苦笑い「その先には空が待ってる」遠い目で語る
  9. 正しい診断はこう進む!犬の「食物アレルギー」と診断ステップ【獣医師執筆】
  10. 【 がん闘病 】古村比呂さん〝発熱ダウン〟何十年ぶりの〝インフルエンザでした〟「抗がん剤治療中は気をつけないと」
  1. GMOが「能動的サイバー防御」を緊急要請 全利用者に一律5000円支払いへ 不正アクセスで顧客情報流出 金銭要求には応じず
  2. 【速報】金正恩氏が電撃訪中 開通直後の「新鴨緑江大橋」渡り丹東へ
  3. 「わずか2秒で400万円が…」GMOのFX取引に“ハック” 口座を“破壊”?【news23】
  4. 万博閉幕から1年…今も続く“5億円超”建設費未払い問題 アンゴラ政府が一部“肩代わり” 日本に求められる対応は?【news23】
  5. 艶感マシマシ【 澄田綾乃 】写真集は「どんどん大人っぽく」一方のプライベートは「年々キャピキャピ」
  6. 「結構できてる、すごいな」 リニア中央新幹線「神奈川県駅」建設中ホームを初公開 抽選倍率は約12倍 JR東海
  7. 作家・村上龍さん(74)死去 「経済的な勝ち負けだけが充実した人生の基準ではない」news23の取材に語っていた不確かな時代の“希望”【news23】
  8. “民間事業者単独で根絶は困難”…不正アクセス受けたGMOが政府に「能動的サイバー防御」緊急要請 “65万円失った”利用者は憤り
  9. 【台風30号】月曜にも九州に最接近・上陸か 離れた地域でも大雨に注意 今後の進路は 予報士解説【台風情報】
  10. 【 相武紗季 】「新しい家族が増えました」猫にシャンプー 2頭がくつろぐ姿も「みなさん、動物の家族はいますか?」
  11. 【独自インタビュー】VIVANT 別班員・廣瀬瑞樹 演じる珠城りょう「誰にも気づかれなかった」特殊メイク秘話 感情は〝無〟拷問シーンの苦労明かす
  12. 【 がん闘病 】木元ゆうこ 腸にやさしい料理を紹介「今の私の腸にできるだけ優しく、そして美味しく食べられるようにと考えて作ったものです。」