ロシアが千島列島の占守島で式典 上陸作戦80年で記念施設も プーチン大統領は対日参戦の正当性強調
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-08-19 01:47

80年前、第2次世界大戦で日本が降伏した後に旧ソ連軍が上陸作戦を行った千島列島のシュムシュ島(占守島)で、ロシアが上陸作戦の記念式典を行いました。
千島列島の北東端にあるシュムシュ島で18日、上陸作戦から80年となることにあわせた式典が開かれ、これにあわせて旧日本軍の戦車などを展示する屋外施設が開設しました。
プーチン大統領は式典にメッセージを寄せ、「わが軍の迅速な行動が日本の降伏を避けられないものにし、中国や朝鮮、東南アジア諸国の人々を救う大きな役割を担った」と対日参戦の正当性を強調しました。
旧ソ連は第2次世界大戦末期の1945年8月8日に日ソ中立条約を無視して日本に宣戦布告し、日本が無条件降伏した後の18日にシュムシュ島への上陸作戦を開始しました。