損保3社　来年1月から自動車保険料率を6％～7.5％程度引き上げへ　物価高や自然災害の頻発が影響

物価高などを背景に、自動車保険料が来年1月から平均で6%から7.5%ほど値上がりします。

損害保険大手3社は来年1月から自動車保険料を引き上げる方針を明らかにしました。▼あいおいニッセイ同和損害保険は平均でおよそ6％、▼三井住友海上火災保険は平均でおよそ7％、▼損害保険ジャパンは平均でおよそ7.5％引きあげるということです。

各社は値上げについて、物価高に伴い自動車の修理にかかる費用や工賃が上昇していることや、自然災害の増加で保険金の支払いが増えていることが要因だとしています。

自動車保険料をめぐっては、東京海上日動火災保険が今年10月から平均8.5％引き上げるとすでに明らかにしていて、来年1月の値上げは行わないということです。