猫が『ウールサッキング』をする4つの原因と、やめさせたほうがいい危険な理由

2025-09-11 11:00

猫が布や毛糸をかじったり吸ったりする「ウールサッキング」。可愛い仕草に見えても、実は健康に悪影響を及ぼす危険な行動です。本記事ではウールサッキングの意味や4つの主な原因、やめさせたほうが良い理由を解説。猫の健康と安全を守るために知っておきたいポイントをまとめました。

ウールサッキングとは?

毛布の上で寝る猫

「ウールサッキング」とは、猫が毛布・洋服・ぬいぐるみ・毛糸などの布製品を吸う、かじる、口に含むといった行動のことです。案外よく見られるものですが、ストレス軽減や自分を落ち着かせるための「常同障害」と呼ばれる異常行動として現れる場合もあります。

子猫が母乳を吸うしぐさに似ており、一見すると愛らしい仕草に見えますが、健康面でリスクを伴うので注意が必要です。特に布の繊維を飲み込んでしまうと、消化管に詰まって腸閉塞を起こしたり、消化管を傷つけるなどの深刻なトラブルに発展することもあります。

ウールサッキングは成猫になってからも続くケースがあり、猫種や性格、育った環境によっても発現しやすさに差があると言われています。

飼い主が「甘えたいのかな?」と軽く受け止めてしまうと危険を見逃すこともあるため、正しく理解することが必要です。

猫がウールサッキングをする4つの原因

毛布を掛けた子猫

1.早期離乳

本来であれば、子猫は12週齢くらいまで母猫と共に暮らしながら社会性を身に着けていきます。

しかし、この時期に母猫や兄弟と過ごす時間が短かった場合、授乳欲求が十分に満たされず、クッションや毛布などに母親の面影を感じながら布を吸うことがあります。

特に甘えん坊や不安を感じやすいなどの性格的特徴を持った猫や、早期に母猫から引き離された猫に多く見られる傾向があり、成猫になると落ち着く場合がほとんどです。

2.ストレスや不安の解消

引っ越し、模様替え、新しいペットや人間の同居など、環境の変化は猫にとって大きなストレスとなります。

布を吸うことでストレスの解消をしたり安心感を得ようとしたりする猫も多いです。よってウールサッキングは「自己安定化行動」のひとつと考えられます。

3.猫種や性格による影響

シャムやバーミーズなどの東洋系の猫種(オリエンタル)は特にウールサッキングを起こしやすいとされています。また、依存傾向のある性格の猫にも多く見られる行動です。

4.栄養不足や健康トラブル

異食行動として布を口にすることがあります。消化器系の病気や内臓疾患が隠れているケースもあるため、単なる癖と片づけず注意を払いましょう。

ウールサッキングが危険な理由

ブランケットを舐める猫の口のアップ

毛布や布の繊維は猫には消化できません。そのためウールサッキングによって日頃から繊維を摂取していると、胃や腸に詰まって腸閉塞や消化管穿孔など命に関わるトラブルに発展する恐れがあります。

腸閉塞を起こした場合は開腹手術をして取り出すため、治療をすることにも相当な負担が猫の体にかかることになります。また、誤飲による吐き気・食欲不振・便秘・下痢といった症状が出ることもあります。

加えて、布を強く噛む習慣がつくと歯や歯茎を傷めてしまい口腔トラブルのリスクも高まるなど、決して「安心して見ていられる癖」とは言えません。

飼い主は早めに対策を取り、環境の見直しやおもちゃで遊ぶことでのストレス発散など、代替行動の提供を行うことが大切です。

まとめ

毛布を噛む猫

猫のウールサッキングは「可愛らしい癖」ではなく、不安やストレス・栄養不足・体調不良のサインかもしれません。布製品を口に含むことで誤飲や腸閉塞のリスクがあるため、決して放置せず、行動に変化がないか日々観察をしておくことが重要です。

そして、生活環境の整備や食事の見直しなど原因に応じた対策を取るようにし、適度な運動によるストレス解消にも努めましょう。

ウールサッキングの頻度が増えてきた、吐き気や元気消失が見られる、といった異変がある場合は迷わずに動物病院を受診してください。飼い主が早く気づくことが、猫の命を守る第一歩になります。

関連記事

ベッドが裏返しになっていることに『気付いた黒猫』が、次の瞬間…あまりにも賢い行動に称賛の声続々「天才」「頭が良すぎる」が19万再生の反響
背中を向けて座る猫→『しっぽ』に触れていた腕をわざと離してみたら…ときめきが止まらない『尊い反応』が話題「磁石みたい」「最後の表情よw」
2匹の猫が一緒にキャットホイールを使おうとした結果…想像の斜め上をいく光景に爆笑する人が続出「絶妙にバランス取り合ってるw」「おもろ」
普段はとっても可愛い黒猫→『娘が撮る』と……もはや別の猫みたいな『衝撃の光景』に爆笑する人が続出「センスが良いww」「天才カメラマン」
炎天下の草むらの中にいた『目も開いていない子猫』を保護して1年…涙を誘う『成長ビフォーアフター』に1万いいね「愛情のたまもの」「泣ける」

  1. 独特の『別名』を持っている猫種3選 名付けられた由来やそれぞれの特徴もご紹介
  2. 車での外出でテンションMAXな犬→『病院で注射するよ』と伝えた瞬間…人間の子どものような『顔の変化』が36万再生「目が…w」「笑ったw」
  3. 大型犬が『初めてママとふたりっきりでお留守番をした』結果→『独り占めで喜ぶかな』と思いきや…予想外な光景に反響「みんな一緒がいいんだね」
  4. 「Tokyo Pride 2026」パレードで約1万5000人が行進 同性婚訴訟の原告らも参加 「街の仲間だと知ってほしい」年内にも最高裁判断へ
  5. 車に乗ってパパを迎えにきた犬→通りすぎる人を毎回『パパかどうか』確認して…尊すぎる『見つけた瞬間の光景』が20万再生「癒された」と絶賛
  6. 休日の朝、いつもより遅くまで寝た結果→先に起きた犬が『階段の前』で待ち続けて…あまりにも健気な光景が13万再生「泣ける」「愛おしすぎ」
  7. よちよち歩きの赤ちゃんが『お風呂でイタズラ』するので、叱ろうとした結果→大型犬が…まさかの光景が70万再生「優しすぎ」「許しちゃうね」
  8. 100人に聞いた「夏のチャージめし」暑いときに食べたいのは冷たい麺か?それとも焼き肉か【それスタ】
  9. 【難易度MAX】この写真のどこかにヒョウがいます!あなたは見つけることができますか?
  10. 一時的に犬をケージに入れた結果→ふと横を見てみると…出してほしくてみせた『まさかの表情』が16万再生「ずるすぎるww」「作戦成功」
  1. 「ハンバーグvsしょうが焼き」あなたはどっち?和だし香る絶品ハンバーグ&老舗洋食店の極厚ポークのしょうが焼きなどが登場!【それスタ】
  2. 快挙!七種競技で日本女子初の6000点越え 田中友梨が日本記録&アジア大会派遣設定記録クリアで連覇【日本選手権混成】
  3. 卵1パック107円、豚こま100g92円の激安セールを調査!さらにリピーター続出の“199円弁当”!この時代にどうやって?「激安の裏側」【それスタ】
  4. 【 中川安奈 】 流暢な英語を披露 「英語を話しているとき、声が低くなるんです」「自信のある強い女性みたいな気持ちになるんです」
  5. 100人に聞いた「夏のチャージめし」暑いときに食べたいのは冷たい麺か?それとも焼き肉か【それスタ】
  6. 【 望月理恵 】 爽やかショットに ファン反響 「美脚度がヤバすぎる」「綺麗かわいい❤」「モッチーかと思ったら天使だった」
  7. 商店街を走り抜けるクマ…宇都宮市中心部で目撃情報相次ぐ「疑ったよ、自分の目を」 部活動の練習試合は全て中止に 現在もクマの行方分からず
  8. 「屋久島を食い物にするような観光にはしたくない」直面する新たな課題 樹齢2000年超の「縄文杉」確認から60年 屋久杉の幹の空洞化や風雪で折れるケース相次ぐ
  9. 【7日(日)の天気】東海と関東甲信で梅雨入り発表 九州~関東にかけ太平洋側で大雨おそれ 土砂災害や河川の氾濫などに警戒を
  10. 夜の階段を駆け上がるのは…クマ? 宇都宮市の中心部で相次ぐ目撃情報 6日は住宅街で体長1mほどのクマも 警察や猟友会など警戒続ける
  11. 神戸が悲願のリーグワン初制覇!東京ベイとの死闘制し22-13で逆転V、日本代表の李承信が6本のキック全て成功
  12. 使える金は「実質増えている」日銀・黒田東彦前総裁が語る日本経済の今 円安進行の背景に“高市総理の発言”指摘 消費税減税には疑問【サンデーモーニング・風をよむ】