愛猫とやってはいけない『危険すぎる遊び』4選 絶対NGな理由も解説

2025-09-11 20:00

愛猫との遊びは楽しみのひとつですよね。しかし、間違った遊び方は思わぬ事故につながり愛猫を危険にさらしてしまう可能性があります。今回は、絶対に避けたい危険な遊び方とその理由について詳しく解説します。

1.紐で遊ばせる

紐で遊ぶ猫

ひらひらと舞う紐は猫にとって、とっても魅力的なおもちゃのひとつです。しかし、猫にとっては非常に危険なものもあるのです。

紐で噛んでいるうちに誤って飲み込んでしまうと、腸閉塞を引き起こし、最悪は命を落としてしまう危険性があります。舌に絡みついたり、喉に引っ掛かったりすると窒息のリスクも考えられます。また、長い紐が体に絡まって事故につながる可能性もあります。

紐状のおもちゃで遊ばせる際は、かならず飼い主さんが一緒に遊ぶこと、また遊び終わったらすぐに片付けるようにしましょう。けっして、ひとりで遊ばせることのないよう注意してください。

もし、飼い主さんが「うっかり屋」だという自覚があるならば、紐で遊ばせないことをおすすめします。

2.壊れやすい・小さいおもちゃで遊ばせる

ネズミのおもちゃで遊ぶ猫

小さくて壊れやすいおもちゃは、猫にとって非常に危険です。ネズミ型やボール型など、手のひらサイズのおもちゃは、ひとり遊び中に誤って口に入ってしまうことがあります。

とくに、ネズミ型の小さなおもちゃや本物の羽を使ったおもちゃは要注意です。猫にとって遊びは狩りですから、獲物のように扱って飲み込んでしまう可能性が否定できません。サイズによっては窒息や腸閉塞を引き起こし、命に関わります。

また、プラスチック製のおもちゃも注意が必要です。プラスチックは割れた際に破片を飲み込んでしまう危険があります。

猫のおもちゃは、丈夫で安全設計のものを選ぶことはもちろん、遊んでいる最中は必ず飼い主さんがそばで監視するようにしましょう。

3.食後すぐに遊ぶ

猫じゃらしに手を伸ばす猫

食後すぐにジャンプをさせたり走り回らせたりすると、嘔吐の原因になり得ます。とくに吐きやすい猫は注意が必要です。体の負担にもなりますので、食後に遊ばせるのは避けるようにしましょう。

猫の遊びのタイミングは、食事の前がおすすめです。空腹時は、狩りの欲求が高まりますので、おもちゃへの食いつきが良くなります。また、空腹時に遊んでおもちゃを捕まえさせてから食事を与えると、遊びの満足度が上がり、食欲の増進につながると言われています。

4.ビニールやポリエチレン製の袋で遊ばせる

袋の中から上を見つめる猫

袋で遊ぶのが大好きという猫も多いですよね。しかし、ビニール袋やポリ袋での遊びも危険です。

袋で遊んでいるときに、持ち手が頭や体に絡まるとパニックになって走り回り、思わぬ事故の原因になる可能性があります。また、首に絡みつくと窒息するリスクも。さらに、破れたビニールを誤飲すると腸閉塞の原因にもなりえます。

袋に入るのが大好きな猫には、安全に遊べる猫用のトンネルなど中に隠れられるタイプのおもちゃがおすすめです。猫用のトンネルによっては、カサカサとビニールのような音がするものもありますので、愛猫の好みに合わせて選んであげると良いでしょう。

まとめ

寝転んだ状態でおもちゃに手を伸ばす猫

猫は遊びの天才ですが、一方で危険を見抜くことは難しいと言わざるを得ません。紐や小さなおもちゃ、食後すぐの激しい遊び、袋遊びなどは、誤飲・窒息・体調不良といったリスクを招くため、飼い主さんがしっかり管理することが不可欠です。

安全に配慮したおもちゃを選び、遊ぶときは必ず目を離さないこと。そして危険になり得るものは猫の手が届かない場所に片づけることが、シンプルですが最も効果的な安全対策です。

猫にとって遊びは健康維持とストレス解消のための大切な時間でもあります。しかし、飼い主さんと一緒に遊んで信頼関係を築くために大切な時間でもあります。一緒に遊ぶことや素材をしっかり見て選ぶなど安心して遊べる環境を用意してあげましょう。

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