総裁選は高市早苗氏 Yes or No 党員投票は有利だが【国会トークフロントライン】

「総裁選は高市早苗氏 YESかNO!」と言い切ります。石破総理退陣の裏側も生々しく語ります。(聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)
続いた「石破おろし」今の政局
ーー50日間「石破おろし」が終わりました。参院選開票日は強気の発言を続け、翌日に続投表明。7日には退陣表明。
政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
この50日以上同じ光景を、国民の多くは見せつけられたわけですね。特にテレビをつければですね、同じような顔写真が並んで、誰が強いんですかと。その延長線がまた始まって、結局解説してる中身は同じだという。これはもう石破さんが辞めるっていうことが、どんどん国民の間に刷り込まれてしまったと。
逆に「石破おろし」けしからんというのが内閣支持率を引き上げるという、まさに森山幹事長がおっしゃったように、国民世論と党内世論の乖離というのが、やめた後もなお続いているというのが今の政局の状態だと思います。
報道と安倍派によってなぜ石破おろし
ーー石破おろしです。旧安倍派の幹部が開票まもない23日に集合して退陣要求で一致。その後、両院総会の署名集めを旧安倍派と茂木派が指導していったと。この経緯をどうご覧になりますか?
政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
この件、やはり石破憎しという1点だったと思うんです。特に石破さんが今回、当初は、一定のめどがついたらやめるというのも選択肢にありました。私のメモを見てると8月の2日か3日のメモでそういうくだりがあるんですけども、やはり石破さんが辞めないぞと動機を強めたのは、一つは7月24日の読売新聞と毎日新聞の朝刊です。「石破首相退陣へ」と、とりわけ読売新聞は号外まで、前の日に出してるわけですから。何も言ってないのになぜこんな記事が出るんだというところがまずやめない動機の1点。
それから安倍派の幹部がですね、集まってとりわけ世耕さんがテレビ番組の中で、4人が集まって、総裁を交代させるということで一致したってことをテレビで言ってですね。何で安倍派に降ろされなきゃいけないんだと。この読売新聞の報道と、それプラス、安倍派の幹部たちの動向、これが石破さんのある面で反抗心を、燃え上がらせたと言っていいと思いますね。
小泉農水大臣の出馬、不出馬が重要な意味
ーー後藤さんから見て、有力なのは、どのかたなのですか?
政治ジャーナリスト 後藤謙次氏
有力なのは高市さん、有力だと思いますね。今度の総裁選の構図をはっきり言うとですね、高市早苗「Yes or No」、そういう総裁選だと思うんです。つまり高市さんが多分、党員投票でも、かなり票を取るだろうと、それも今回も党員の投票資格が継続党員、今年、党員になったばっかりの人には投票権がないという点では、去年から(党員を)やってた人が基本になりますから、多く抜けたとは言われてますけども、それほど減るわけでないんで党員投票は高市さんが強いんじゃないかと。
それに、アンチは誰なんですかと。小泉進次郎農水大臣も有力ですけども、高市さんとの対抗という面では林芳正官房長官もいますね。そこに票が分散されてしまうという点で、小泉農水大臣がなお、去就を明らかにしていないっていうのはですね、私は出ないっていう選択肢もまだ残されているんじゃないかと、もちろん出てもいいんですよ。ですから林さんと小泉さん、この調整がどこかのタイミングであるかも知れない。
つまり小泉・林連合っていうのが、高市さんに対抗する候補として浮上してきますから。だから結局、この勝敗の基数を決めるのは、この全ての人(高市氏、小林氏、茂木氏、林氏)じゃなくて、小泉さんが出るか出ないか、そこの判断の一点にかかってきていると。非常にある面で小泉さんの比重が当選しようがしまいが、出馬するかしないかの方が、よりこの流れの中では重要な意味を持っているんだろうというふうに思います。