猫の困った『引っかき癖』はなぜ起きる?考えられる4つの原因とやめさせるための対処法

2025-09-16 16:00

「猫は可愛いけれど引っかき癖だけはどうにかならないかな…」と悩んでいる飼い主さんもいると思いますが、原因はどんなことなのでしょうか。本記事では、猫の引っかき癖の原因と対処法についてご紹介します。

1.興奮している

威嚇する猫

猫が引っかいてしまう原因の1つに、興奮状態からの攻撃というものがあります。

特に臆病な猫はすぐに興奮してしまったりパニックに陥ってしまったりするため、そういった時には大好きな飼い主さんであっても意図せず攻撃してしまうことがあります。

筆者の猫たちはどの子もとても温厚な性格をしているのですが、その中の1匹が避妊手術をした時に動物病院内でパニックを起こしてしまい、我を忘れて唸る・噛みつく・引っかくなど先生もお手上げなほどに大暴れしたことがあります。

その時は興奮状態で飼い主のことも誰だか認識できないほどでしたが、しばらくケージの中に入ってもらって声をかけ続けたところ落ち着いてくれました。

こういったこともあるため、わざわざ猫を怖がらせる、音を立てるなどするのは大変危険です。特に臆病な性格の猫に対しては極力驚かせないよう配慮してあげることが大切でしょう。

2.狩猟本能

ボールで遊ぶ猫

猫は動くものを本能的に捕まえたいと思ってしまう性質を持っています。特に子猫の頃は、飼い主さんの手や足の指がちょっと動いただけでも飛び掛かってくることがありますよね。

夜間に寝ている時に、布団の端から飼い主さんの手がちょっと飛び出すだけですぐに遊びモードに突入してしまう…なんてことも子猫であれば珍しくありません。

しかし、子猫のうちはたいして痛くないからといってそのまま自由に遊ばせてしまっていると、成猫になってからも飛び掛かって引っかいたりする癖が抜けなくなってしまうことがあります。

当然のことながら成猫の力は子猫のうちとは比べものにならないため、故意に手や足を攻撃させたりしないように子猫のうちから遊び方を考えておかなければいけません。

3.構わないで欲しい時

棚で寛ぐ猫

猫は高いところが好きなため、家の中でも様々な場所に登りますよね。その中には飼い主さんにとって『登って欲しくない場所』もあるでしょう。

そういった場所から猫を下ろそうとすると「せっかく登ったのに!」「気が済むまで下りたくない!」と不満の声を上げて飼い主さんの手を引っかくなどしてしまうことがあります。

「下ろそうと手を伸ばした瞬間に攻撃されてしまうためどうしようもない…」と諦めてしまっている飼い主さんもいらっしゃると思います。

筆者宅ではこういった時の対処法は決まっており『一番大好きな人』が部屋を移動してしまうことで、高確率で「どこ行くの!」と慌てて追いかけてきてくれます。

もちろん甘えん坊な猫以外だとあまり効果がないかも知れませんが、その時には猫が好きなおやつやおもちゃを見せて誘うことですぐに近づいてきてくれることもあります。

攻撃されるのが分かっていてわざと手を伸ばすと猫も『引っかけば言うことを聞いてもらえる』と勘違いしてしまいかねません。別の手段で猫のほうから自発的に下りてくれるようにするのが良いでしょう。

4.マーキング

ボロボロのソファー

猫は縄張りを大切にする生き物です。複数の猫を飼っている場合でも猫たちにとって『自分の縄張り』としている特定の場所があるのだといいます。そして、縄張りを主張するために爪とぎを繰り返す猫もいます。

特に縄張り意識の強い猫は、そういった場所の家具や壁に爪とぎをすることで『ここは自分の縄張りだ』と主張しています。そのため、飼い主さんにとって大切な家具や壁紙が愛猫の爪とぎでボロボロになってしまうことも珍しくありません。

そういった時には家具の脚に爪とぎシートを貼ったり、爪とぎできる場所を増やしてあげることが大切です。爪とぎされたくないソファーには爪とぎ防止シートを利用したり、猫の苦手な匂いのスプレーを振りかけたりするのも良いでしょう。

猫に『爪とぎして良い場所』と『爪とぎして欲しくない場所』をはっきり区別してもらうことで、縄張りだからといってどこでも爪とぎされてしまわないように工夫するのが大切です。

まとめ

爪とぎする猫

猫の『引っかき癖』にも様々な理由があります。ですが引っかかれれば痛いですし、ボロボロにされたくない家具などもあるでしょう。

そのためまずは猫の習性を理解しつつ、譲れない部分はしっかり『ダメ』であるということを教えなければなりません。

猫だって悪意があって飼い主さんや家具に爪を立てるわけではないので、注意されればしょんぼりしてしまうこともあります。

それでもお互いがストレスなく暮らしていくために、できれば飼い始めた頃からしっかり『して良いこと』『してはいけないこと』の線引きをして『我が家のルール』を猫にも覚えてもらうことが大切だと言えるでしょう。

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