保護施設で保護されたものの、不安だったのか初日は声が枯れるまで泣き続けていた猫。保護団体の方や先輩猫との触れ合いを通して少しずつ家猫社会を学び、約2か月半後には驚くような変貌ぶりをみせたのだそう。
不安で鳴き続けた初日
Youtubeアカウント「ねこたま庵」さまに登場した、保護猫のてんぴちゃん。施設に来た初日は不安だったのか、ケージの中で声が枯れるまで鳴き続けていたのだそう。急に知らないところで過ごすことになったら、誰でも不安になってしまいますよね。

不安そうな表情
てんぴちゃんが鳴き続けていると、心配したのか、2匹の先輩猫たちが様子を見に来たのだとか。てんぴちゃんは猫のことは大好きなようで、鼻先を近づけて挨拶を交わしていたとのこと。

大丈夫かニャ

きちんとご挨拶
少しずつ縮まっていく距離…
保護団体の方が近づくと、シャーと威嚇したり、猫パンチを繰り出していたのだそう。それでも保護団体の方がめげずに孫の手で撫でたり、おやつをあげたりしているうちに、少しずつ警戒心が溶けていったとのこと。

シャー

孫の手は好きみたい
1週間ほどすると、ミトンをはめた状態であれば、人の手で撫でられるのも平気になったのだとか。甘えて体を擦りつけてきたりもしていたのだそう。どうやら不安だっただけで甘えん坊さんだったみたいです。

気持ちいいのかな?

もっと撫でてニャ
ずっとのお家へ
保護から1ヶ月ほど経ち、ケージから出てフリーになると、先輩猫たちに毛づくろいをしてもらったり、一緒におやつを食べることができるようになったのだとか。なんと、すんなり抱っこもさせてくれたとのことで、大進歩です。

優しい先輩猫

すっかり猫が変わったように
保護されてから約2ヶ月半後に参加した譲渡会でお声がかかり、ずっとのお家に行くことになったとのこと。ずっとのお家では、譲渡会で一緒に声がかかったもちくんと一緒に、のんびりとした日々を過ごしているようです。

お幸せに!
てんぴちゃんが保護されてから、ずっとのお家に行くまでの記録は、Youtubeで1.9万回以上も再生され、「シャーシャーからデレになる瞬間、尊い」「人馴れまでの根気すごいです さすがママさん」「少しずつ心が解けていくのが見て取れ胸がいっぱいになります」「心を許した瞬間は何物にも代えられないしキュンとなりますね」といった声が寄せられています。
Youtubeアカウント「ねこたま庵」さまには、東京都多摩市で猫の保護活動を行っている保護団体さまのところにきた、たくさんの保護猫たちの動画が投稿されています。子猫から成猫まで、様々な猫たちの記録を見ることができますよ。
写真・動画提供:Youtubeアカウント「ねこたま庵」さま
執筆:高橋 実可子
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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