「一刻も早く沖に…」スルメイカ漁師から悲鳴 豊漁なのになぜ“休漁”? 漁獲枠めぐり漁業関係者と水産庁が対立【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-11-06 12:13

いまが旬のスルメイカ。漁が最盛期にもかかわらず、「小型のイカ釣り船」は漁に出られないという異例の事態が起きています。豊漁でも休まざるを得ないのは一体なぜなのでしょうか?

【写真を見る】居酒屋「上野イカセンター」の生け簀を見てみると…

スルメイカ「豊漁」なのに、なぜ“休漁”? 最盛期の函館に困惑広がる

今が旬のイカを使った料理が楽しめる都内の居酒屋。名物は生け簀から生きたままさばく、活イカの刺身です。

そしてもう一つ、店の名物なのが、店内の生け簀で行うイカ釣り体験。釣り上げるのは、北海道から直送されたスルメイカです。

しかし、5日夜、生け簀にいたのはアオリイカのみ。店では約2週間、スルメイカの入荷がなく、釣り体験が中止になっていると言います。

上野イカセンタースタッフ
「スルメイカが入らない=今釣りができない状況。お客様の一つの楽しみが提供できない現状がちょっと不安ではある」

スルメイカをめぐっては、近年、記録的な不漁が続いていて、2000年に約30万トンだった漁獲量は、24年度には1.8万トンと9割以上も減少しています。

しかし、2025年は不漁から一転、「黒潮大蛇行」の終息でイカが北上しやすくなったことなどから、豊漁の年となっていると言います。

では、なぜスルメイカの入荷がないのか?その理由は、漁獲枠にあります。

漁師
「収入もなくなってしまった。一刻も早く沖に出たいから何とかしてほしい」

そう不安を口にするのは、“イカの街”として知られる北海道函館市の漁業関係者です。

スルメイカの豊漁の影響で、ほかの地域を中心に漁が進んだ結果、漁獲枠を大幅に超過。水産庁は11月から小型イカ釣り船に対して「漁の停止」を要請。

最盛期が遅い函館があおりを食う形になりました。

函館市 大泉潤 市長
「これからという時に禁漁となってしまう事のショックは大きい。地域としては死活問題でありますので、様々な手立てを講じて頂き、対応をお願いしたい」

水産庁は5日、漁業関係者との審議会を開き…

山本啓介 農水大臣政務官
「漁獲量をタイムリーに把握し、管理することができなかったことが原因」

漁業団体に対して管理の強化を求める一方で、漁獲枠を増やすことを提案。

スルメイカ漁全体の漁獲枠を▼現在の2万5800トンから2万7600トンに引き上げるとともに、停止命令が出ている小型イカ釣り船の枠については、▼4900トンから5757トンに引き上げる方針を示しました。

しかし…

三沢市漁協 熊野稔 組合長
「愕然としています。微々たる増量」

10月時点での小型イカ釣り船の漁獲量は5896トン。増枠後もなお、漁獲枠は超過したままです。

今後も「漁の停止命令」は続くこととなり、水産庁と漁業関係者との溝は深まりそうです。

  1. さいたま市の住宅で2人死亡火災 世帯主(81)と孫の男性(20代)か
  2. トランプ大統領 ラトニック商務長官らの解任検討 米メディアが報道
  3. トランプ大統領 イランとの戦闘終結をめぐる協議への影響「全くない」 米軍機撃墜と乗員の捜索活動
  4. レバテック「明日から IT エンジニアになる新社会人」に向けて 3/31 日経新聞 全面広告でエール AI 台頭のいまこそ ITエンジニアが社会を動かす存在に 泉澤匡寛代表も想い語る
  5. へそ天でくつろぐネコ→思わず近づくと…完全に確信犯な『あざとすぎる行動』に反響「心臓を撃ち抜かれた」「自分が可愛いことわかってる」
  6. キャットタワーの上にいた猫→飼い主さんが近づいてくると…とんでもない『背中の角度』に「角刈りみたいw」「すごくて笑った」と1万いいね
  7. <体験価値>で観客とつながる!リバイバル上映増加と『超かぐや姫!』の超ヒットから見えた映画館の新たな在り方【調査情報デジタル】
  8. イタズラをした犬に『犯人ですか?』と問いただした結果→わかりやすすぎる『態度と表情』が31万再生「可愛い犯人」「叱れないww」と反響
  9. ロバーツ監督「ショウヘイが活躍すると、全員の肩の荷が下りる」打線に火を付けた大谷の3ランを賞賛
  10. 家族を駅までお迎えに来た大型犬→『遠くにいる』と気付いた瞬間に…想像を超える『喜び方』が尊すぎると反響「なんて羨ましい」「お利口さん」
  1. 女性に『性行為』強要 県立高校教諭(37)逮捕 教諭は「(被害女性に)1回だけ辛抱せいや!」
  2. イタズラをした犬に『犯人ですか?』と問いただした結果→わかりやすすぎる『態度と表情』が31万再生「可愛い犯人」「叱れないww」と反響
  3. ロバーツ監督「ショウヘイが活躍すると、全員の肩の荷が下りる」打線に火を付けた大谷の3ランを賞賛
  4. 若者にナゼ人気?手づかみで食べる「手袋グルメ」【THE TIME,】
  5. 勤務中・2251回『ギャンブル』 税務署職員(30代)停職処分 職員は「負けを取り戻すために…」
  6. へそ天でくつろぐネコ→思わず近づくと…完全に確信犯な『あざとすぎる行動』に反響「心臓を撃ち抜かれた」「自分が可愛いことわかってる」
  7. <体験価値>で観客とつながる!リバイバル上映増加と『超かぐや姫!』の超ヒットから見えた映画館の新たな在り方【調査情報デジタル】
  8. トランプ大統領 ラトニック商務長官らの解任検討 米メディアが報道
  9. さいたま市の住宅で2人死亡火災 世帯主(81)と孫の男性(20代)か
  10. 「若者の力で未来を変える」大学生が開発し、国連が採用したSDGsカードゲーム <シリーズ SDGsの実践者たち> 【調査情報デジタル】
  11. 家族を駅までお迎えに来た大型犬→『遠くにいる』と気付いた瞬間に…想像を超える『喜び方』が尊すぎると反響「なんて羨ましい」「お利口さん」
  12. 村上宗隆、本拠地初戦で1安打&1敬遠 守備ミスで10回に勝ち越し許すも、逆転サヨナラ勝ち「もう最高に嬉しい」岡本はまさかの4打席連続三振