Huawei Digital Finance、SFF 2025に主要パートナーと共に参加し、、グローバル金融のインテリジェント・トランスフォーメーションを推進

2025-11-17 20:00

シンガポール、2025年11月18日 /PRNewswire/ -- Singapore FinTech Festival 2025(SFF 2025)において、Huawei Digital Finance BUのCEOであるJason Cao氏が「デジタルを超えた先へ:AIが融合した金融へ(Beyond Digital: Towards AI-Infused Finance)」と題した基調講演を行いました。同氏は、金融分野におけるAI導入の中核的課題に対応するため、Huaweiが提供するシナリオベースのエージェント、AIプラットフォーム、データ&ナレッジプラットフォーム、そしてインフラストラクチャに関する革新的な取り組みを強調しました。体系的なエンジニアリング能力を活用することで、Huaweiは金融機関のインテリジェント・トランスフォーメーションを加速させることを目指していると述べました。

Cao氏は次のように述べました。「インテリジェント時代の特徴はハイパーパーソナライゼーションです。金融分野におけるAIは重大な局面に達しており、真の事業価値を生み出すためには、AIを中核となる生産プロセスやビジネスシナリオに深く統合することが重要になります。今後10年で競争優位性を確立するためには、金融機関はAIを活用し、業務全体の構造改革を推進すべきです。」

Jason Cao, CEO of Huawei Digital Finance BU
Jason Cao, CEO of Huawei Digital Finance BU

過去10年間、金融のデジタル化は時間と距離の障壁を取り除いたものの、依然として「80/20の法則」、すなわち全リソースの80%が全体の20%にあたる主要ユーザーのために費やされる構造に従っていました。しかしこれからの10年では、AIが「一人1チーム」モデルを一般化し、スーパーAIアシスタントを主要なサービスポータルとして、各個人がまるで一つのチーム全体に匹敵する能力を持つことを可能にしていくと述べました。「今後の金融サービスは、個人に直接商品を提案する形から、個々人のパーソナル・スーパーアシスタントへ誘導する形へと進化していきます。この変革を先導し、ハイパーパーソナライズされたサービスを提供できる者が、いち早く優位性を確立することになるでしょう。」Cao氏はこの点を強調しました。同氏はさらに、AIによる構造的トランスフォーメーションは、金融サービスモデル、コラボレーションモデル、リスク判断、インフラストラクチャなど、あらゆる側面にまで及ぶと付け加えました。

あらゆるシナリオでのインテリジェンスを実現するための4層体系ソリューションの構築

Cao氏は、グローバルの金融機関がAIネイティブなアプリケーションを推進するために進んでいる2つの道筋を示しました。それは、大規模機関は各役割にAIアシスタントを、各顧客に信頼できるAIアドバイザーを提供するエージェントのマトリクスを構築し、小規模・中規模機関は信用領域などの高付加価値シナリオに注力し、エージェントを迅速に展開してインテリジェントなプロセスを実現する、というものです。これまでにHuaweiは、オフィス業務、オペレーション、マーケティング、リスク管理、カスタマーサービスに至るまで、グローバルの金融顧客向けに500件以上のAIユースケースを導入してきました。これにより顧客企業は内部効率を高め、エンドユーザーへの提供価値を向上させ、単一シナリオから体系的かつ包括的なソリューションへの転換を実現しています。

Huaweiは、処理能力、プラットフォーム、エンジニアリング、シナリオを網羅する体系的ソリューションの中核に、同社のインテリジェント・コンピューティング・プラットフォームを位置付けています。そして、AI推論における高い同時実行性と低遅延という要件に対応するため、Huaweiは先進的な処理能力を持つプラットフォームを開発しています。この基盤は、統合型のナレッジ&データプラットフォームにより、企業全体でのAIデータガバナンスを支え、金融向けエージェント・プラットフォームやデータおよびモデルエンジニアリングの実践と連携し、エンドツーエンド(E2E)のAI能力のクローズドループを形成しています。またHuaweiは、グローバルのエコシステムパートナーとの協業を通じてフルスタックの技術的推進力を解き放ち、高付加価値シナリオへのAI導入を加速しています。

インテリジェントなモバイルバンキングのシナリオにおいて、Huaweiは中国の大手銀行と共同で、次世代のインテリジェント・モバイルサービス・アーキテクチャを革新しました。このアーキテクチャは、インテリジェント・コンピューティング基盤とAIプラットフォームの上に構築され、階層型のマルチエージェント協調、長期メモリストレージ、そしてハードウェアからソフトウェアに至るまでのE2Eパフォーマンス最適化を活用しています。これにより、意図認識精度90%以上、レイテンシ1.2秒という水準を実現し、銀行が受動的な応答から、能動的なサービス提供へと転換することに貢献しています。

今後についてHuaweiは、同社の先進的な処理能力を持つプラットフォーム、体系的AIエンジニアリングの知見、構造化されたエコシステム開発、そして顧客・パートナーとの新たな協創モデルを基盤に、取り組みをさらに進化させていく方針を示しました。これらの取り組みにより、顧客エンゲージメントの強化、リスク管理の高度化、E2Eのビジネス・トランスフォーメーションが促進され、金融業界における価値主導型のAIアプリケーションの定着がさらに進むとともに、金融機関のAI導入をより効果的に加速させることが期待されています。

RongHaiパートナーとのさらなる協業により、新たな金融AIエコシステムを構築

同イベントでは、HuaweiはRongHaiパートナーであるNeuxnet、Speakly AI、TrustDecisionの3社とともに、サウジアラビアの大手金融機関Atmaalとそれぞれ戦略的協力協定を締結しました。また、HuaweiのRongHaiプログラムのパートナーネットワークは拡大を続けており、新たに3社が加わりました。CMAは、世界の中央銀行向けに安定した決済サービスを提供する企業であり、Instadeskはインテリジェントなアウトバウンド・コールおよびマーケティング機能を提供し、MagicEngineは金融機関向けにモデル開発、推論、各種サービスを提供しています。こうした価値ある金融ソリューションパートナーの参画が進み、Huaweiとのグローバルな協業はますます加速しています。

HuaweiはRonghaiプログラムを通じて、グローバルパートナーと協創し、金融の生産フローに沿ってAIエコシステムを体系的に構築する「6つの能力クラスター」を形成することを目指しています。これには、モデル開発、エージェント・エンジニアリング、業界ナレッジベース、シナリオベースのアプリケーションなどが含まれ、E2Eのハードウェア・ソフトウェア連携によってAI導入効率を最適化していくとしています。

金融業界がデジタル化からデジタル・インテリジェントトランスフォーメーションへと進む中、Huaweiは今後も顧客およびパートナーとの協調的イノベーションを強化し、金融ワークフローの再構築とエコシステムの発展に注力していくとしています。これらの取り組みにより、AIは単なる技術的支援を超えて生産性を大幅に向上させ、インテリジェント・ファイナンスの新たな章を切り開くことが期待されています。

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