猫が『突然死』してしまう危険な原因4つ 愛猫の命を守るための予防策も解説

2025-11-20 20:20

猫の突然死は、一見健康な猫でも起こりうるもので、飼い主にとって衝撃的な出来事です。この記事では、猫が突然命を落とす危険な4つの原因と、それを防ぐために日頃からできる予防策をまとめました。早期発見と生活管理のコツを知り、愛猫の健康を守りましょう。

1.心臓の病気

聴診器を当てられる猫

猫の突然死の裏には、心臓の病気や合併症が隠れている可能性があります。

肥大型心筋症(HCM)

猫の突然死の原因として多いのが「肥大型心筋症(HCM)」です。特にメインクーンやノルウェージャンフォレストキャット、スコティッシュフォールドなどの大型・純血種に多く見られます。

何らかの要因で心筋が異常に厚くなり、血液をうまく全身に送れなくなってしまう病気です。血の流れが滞ることで血管の中に血栓ができてしまい、突然の心停止を引き起こす場合があります。

肥大型心筋症は、初期に症状が現れにくいのが特徴のひとつです。元気に見える猫でも、心音に雑音がある、急に息が荒くなる、後ろ足を引きずるなどの兆候が出た時にはすでに進行している可能性があります。

血栓塞栓症

肥大型心筋症などの心臓疾患に続く形で起こりやすいのが「血栓塞栓症(けっせんそくせんしょう)」です。心臓内でできた血の塊(血栓)が血管を塞ぐことで、後肢の麻痺や呼吸困難、そして急死につながることがあります。

特に危険度が高いのが「大動脈血栓塞栓症」で、発症から数分で苦しみながら倒れるケースが多く、緊急性も非常に高い病気です。

足先が冷たくなる、突然鳴き叫んで動けなくなるなどのサインを見逃さないことが重要です。

2.尿道閉塞

トイレに入る猫

特にオス猫に多いのが「尿道閉塞(にょうどうへいそく)」による突然死です。膀胱から尿を体外に出す経路が詰まると、老廃物が体内に急激に蓄積して尿毒症を引き起こし、短時間で命に関わる状態になります。

このようなサインが見られたら、数時間以内に動物病院を受診した方がよい状態です。

  • トイレに何度も行くのに出ていない
  • 排尿時に苦しそうに鳴く
  • お腹を触ると嫌がる
  • 陰部をしきりに舐める

尿道が完全に詰まると、24時間以内に急性腎不全や心停止に至ることもあります。日頃から水分摂取を促し、トイレ回数や尿量の変化をチェックしておくことが予防につながります。

3.家庭内事故・中毒

下を見る猫

猫の突然死の中には、思わぬ事故や中毒が原因となるケースもあります。

自宅の中にいても、

  • 高い場所からの落下
  • 電気コードに噛みついて感電
  • 家庭内の中毒物(チョコレート、玉ねぎ、観葉植物、精油など)の摂取

といった引き金が潜んでいる場合があるのです。

特に殺虫剤、アロマや芳香剤などの化学物質による中毒は危険性が高く、気づかぬうちに猫の体内に入り、肝不全や呼吸停止を引き起こすことがあります。

異物誤飲や誤食を防ぐためには、猫の行動範囲や生活環境をきちんと整えましょう。

4.感染症

横になる猫

猫が「猫伝染性腹膜炎(FIP)」を発症すると、急激に進行して命を奪う危険があります。

FIPは、猫コロナウイルスが体内で突然変異を引き起こすことで発症する免疫異常性の病気で、突然体調を崩してしまったり病状が急激に悪化したりする場合がある危険な感染症です。

主に「ウェットタイプ」と「ドライタイプ」の2種類があり、ウェットは腹水や胸水が溜まって呼吸困難を起こし、ドライは発熱や神経症状が現れます。

どちらも体の中で激しい炎症を起こしている状態で、突然容態が急変して命を落とすことがあるのです。発症後は数日~数週間で亡くなるケースも見られます。

発症を完全に防ぐことは難しいものの、ストレスを減らし、ワクチンや定期健診で健康状態を管理していきましょう。

大切な愛猫を守るためにできる予防策

ハートを抱えた猫

猫の突然死のリスクを少しでも下げるため、私たち飼い主が日常でできる予防策は以下があります。

  • 年1~2回の健康診断を欠かさない
  • 体重管理と食事の見直し
  • トイレや呼吸行動の変化を観察する
  • ストレスを減らす環境作り
  • 万一に備えてかかりつけ医を持つ

定期健診の際、特に7歳以降の猫は血液検査や心臓のエコー検査もセットで行うと良いでしょう。愛猫の健康状態を把握しているかかりつけ医がいることは、緊急時に素早く対応ができるなど、いざという時の安心感につながります。

猫は体調不良を隠す動物で、元気そうに見えても体の中では病気が進行している可能性もあるかもしれません。飼い主の日常の観察と定期的な健康診断は、突然死の最大の予防策となるでしょう。

まとめ

顔を包み込まれる猫

猫の突然死は、飼い主にとって耐えがたい悲しみです。「もっとちゃんと見てあげていれば防げたかもしれない」と後悔しないために、日々の健康チェックや食事管理、定期健診の受診といった予防策を取っていくのが、愛猫の命を守ることにもつながります。

愛猫がいつも通りでいると安心だと思いがちですが、本当にいつも通りなのかをきちんと確認するのが大切です。目に入れても痛くない愛猫だからこそ、一日でも長く穏やかに暮らせるよう支えていきましょう。

関連記事

猫が『触って欲しい』ときに送るサイン4つ!触ると喜ぶ身体の部位と触り方のコツとは?
家を購入するときに躊躇した『幽霊が出そうな階段』→猫たちが使うと…17万再生の可愛すぎる光景に「釘付けになった」「素晴らしい眺め」と絶賛
保護された当時は手のひらサイズだった"パヤパヤ子猫"が、『8年後』…見違えるビフォーアフターに感動「大きくなったね泣」「幸せそう」
ベッドを見たら、いっしょに眠っていた"2匹の猫"…とんでもなく尊い瞬間が112万再生「ぬいぐるみだと思ったw」「嘘みたいにかわいい」
保護された『風邪気味の茶トラ猫』を預かると→少しずつ心を開いてきて…"感動のエピソード"が32万再生「なんて素敵な話」「涙が出た」

  1. 立憲民主党が党県連代表らに公明党に支援を求めるよう通達
  2. 米ミネソタ州がトランプ政権を提訴 移民取り締まりめぐり「危険で違法な検問や逮捕を強行した」 イリノイ州も
  3. 日韓首脳会談 高市総理「両国が地域の安定に役割を果たしていくべき」 連携の重要性の認識で一致
  4. 寒暖差の激しい冬 なだれや落雪に注意 春先に多い「全層雪崩」の危険も【ひるおび】
  5. 【声優・俳優 さかいかなさん】結婚を報告「これからもやりたいことにまっすぐ向き合いながら、 人としても全力で優しく穏やかに成長していきたいと思っております」
  6. 【 訃報 】スマイリー原島さん 今月6日に逝去 音楽プロデューサー・ラジオパーソナリティ等として活躍
  7. 猫の体にできる『シミ』の原因とは? 放置してはいけない危険なケースも…
  8. 犬の『冬散歩』注意すべきポイントとは?日常に潜む危険や安全に外出する方法まで
  9. 【寺島しのぶ】12年ぶりの藤山直美とのタッグに喜び “直美さんと一緒にお芝居できるなら「もうなんでもやります!」って感じです”
  10. 【速報】アパートにビニール袋入りの性別不明遺体 段ボールに入った状態で発見 去年11月に住人死亡 同居人がいたという情報も 東京・江戸川区 警視庁
  1. 【訃報】久米宏さん(81)死去「大好きなサイダーを一気に飲んだあと旅立ちました」元日1月1日に肺がん 所属事務所が発表
  2. 宮崎のスーパー駐車場で1歳児ひかれ死亡 運転手の女性(47)が一時停止→右折の際に衝突か
  3. 【 訃報 】久米宏さん 黒柳徹子さんが追悼 「『ザ・ベストテン』以来本当の親友だった」 【全文】
  4. 【 訃報 】久米宏さん 渡辺真理さんが追悼 「実感がありません」「あまりに大きなご恩、尽きせぬ思い出があります」 「ニュースステーション」で共演
  5. 【 訃報 】久米宏さん 妻・麗子さんがコメント 「久米は、最後まで“らしさ”を通したと思います」「自由な表現者として駆け抜けた日々に悔いはなかったと思います」
  6. 髙梨沙羅「辞めて謝罪ができるのか・・・」“失格”から4年、葛藤乗り越え迎える4回目の五輪出場への思い
  7. 【 訃報 】久米宏さん 錦織一清さんが追悼 「優しい人でした 心よりご冥福をお祈りします」
  8. 【速報】アパートにビニール袋入りの性別不明遺体 段ボールに入った状態で発見 去年11月に住人死亡 同居人がいたという情報も 東京・江戸川区 警視庁
  9. 【 訃報 】スマイリー原島さん 今月6日に逝去 音楽プロデューサー・ラジオパーソナリティ等として活躍
  10. 【 訃報 】久米宏さん 死去 81歳 肺がんのため 「ザ・ベストテン」「ぴったしカンカン」「ニュースステーション」などで活躍
  11. 去年の倒産件数1万300件 2年連続1万件超 「人手不足倒産」は過去最多
  12. 【声優・俳優 さかいかなさん】結婚を報告「これからもやりたいことにまっすぐ向き合いながら、 人としても全力で優しく穏やかに成長していきたいと思っております」