44人死亡の香港・高層マンション火災 いまだ複数の棟から黒い煙 警察が修繕工事担当企業の事務所を家宅捜索【現場中継】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-11-27 11:52

きのう香港で発生した高層マンションの火災は、これまでに44人の死亡が確認されました。けさになっても鎮火には至っておらず、さらなる被害が懸念されます。現場から中継です。

【動画】44人死亡の香港・高層マンション火災 いまだ複数の棟から黒い煙 警察が修繕工事担当企業の事務所を家宅捜索【現場中継】

火災の発生した高層マンションです。発生からすでに20時間近くが経とうとしていますが、いまも複数の棟から黒い煙が出ているのが確認できます。また、マンションの中はいまも火が出ていて、消防が消火活動を続けています。

現場の周辺は一般車両の立ち入りが禁止されていて、多くの消防車などが現場に駆けつけている状況です。

きのう、香港北部の大埔区の高層マンションで火災が発生し、隣接するマンションに次々と燃え広がりました。香港メディアによりますと、これまでに消防隊員1人を含む44人が死亡し、62人が病院に搬送されていて、うち16人が重篤な状態です。

また、住人らおよそ280人と連絡が取れなくなっています。

妻と連絡が取れない住人
「火災発生時、彼女に逃げなさいと伝えました。しかし、部屋を出ると階段は煙で充満し真っ暗だったので、仕方なく部屋に戻りました」

この火災に関連して、警察は工事業者の責任者3人を過失致死の疑いで逮捕したと発表しました。

出火当時、マンションでは修繕工事が行われていて、建物全体が保護ネットで覆われている状態でした。香港メディアによりますと、この保護ネットについて防火基準を満たしていない疑いがあることが判明したということです。

また、エレベーターホールの窓枠が発砲スチロールで覆われていたため、火が急速に燃え広がった可能性もあるということです。

警察は、修繕工事を担当していた企業の事務所を家宅捜索したということです。

出火原因はいまも分かっておらず、行方が分からない人たちの捜索が行われています。

  1. 当せん者は誰?7億円宝くじ無効まで約1か月…宝くじ売り場には「WANTED」の文字も
  2. バレー日本代表・甲斐優斗(専修大)、川野琢磨(早稲田大)が存在感見せベスト4進出【全日本インカレ】
  3. 「GREEN×EXPO 2027」(2027年国際園芸博覧会) 大人1日券は5500円(通常価格・会期中販売チケット)で決定
  4. 猫が鳴いたときに聞こえがちな『人間の言葉』4選 もしかして理解できているの?考えられる心理まで
  5. 犬が『怖がる』飼い主の行動5選 愛犬が恐怖心を抱いているときのサインや良好な関係を保つ方法まで
  6. 処分寸前で保護された犬を『先住犬とともに大切に育てた』結果…涙が止まらない『数ヶ月間の物語』に反響「切なすぎる…」「最後までありがとう」
  7. 「乗るのは控えようかな」ガソリン安も喜び束の間?首都高 来年度に値上げか 上限料金撤廃も 老朽化や物価高で維持管理費増
  8. 『ご近所のばあちゃん家に寄りたい』という大型犬→思ってもいなかった『感謝』が尊いと30万表示「すっごく嬉しいと思う」「素晴らしい」と称賛
  9. 中国の習主席とフランスのマクロン大統領 ウクライナ情勢めぐり「停戦に向けたあらゆる努力を支持」
  10. 首都直下地震の新たな被害想定 死者1万8000人 経済被害は83兆円と推計か 年内にも公表へ
  1. 【速報】川崎市のリサイクル工場で火事 現在も延焼中 逃げ遅れなし
  2. 勾留中の被告(54)が7階窓から逃走…逃げた状況が明らかに その後、静岡・三島市内で確保 伊豆の国市の病院で警察官監視のなか
  3. 「クラウンRSに乗りたい気持ちが抑えきれなかった」 車窃盗容疑で逮捕の男 東京・足立区の盗難車による死傷ひき逃げ事件 死傷者は14人に 警視庁
  4. フリーアナウンサーの女性をSNSで脅迫した疑い 女(30代)を書類送検 写真集の上に包丁を置いた写真など投稿 警視庁
  5. 同僚の日本人女性(58)の顔や首を刃物で刺したか 中国籍の男(39)を逮捕 女性は死亡…事件当時は面談中か 千葉・いすみ市
  6. ネギの頭は3本・4本どっちがおいしい?プロはここを見る!白菜・大根 冬野菜の目利き術【ひるおび】
  7. “交通系IC”の新決済サービス「teppay」、コード決済戦国時代にSuicaとPASMOの巻き返しなるか!?【ひるおび】
  8. 「仕事などで溜まったストレスを解消するため」神奈川県警栄署の20代男性巡査を撮影処罰法違反の疑いで書類送検 神奈川県警は男性巡査を減給処分 巡査はきょう付で退職
  9. 年末年始の血糖値スパイクに要注意【忘年会シーズンで糖尿病リスク急増】
  10. 闇バイト強盗・指示役の「トクリュウ」4人を逮捕 親族が語る素顔「仕事はわからない」 9つのアカウント使い実行役に指示か
  11. “ジャングル潜伏28年”「恥ずかしながら…」残留日本兵・横井庄一さん“潜伏続けた理由”とは「お母さんに…」【戦後80年つなぐ、つながる】
  12. 【 滝沢カレン 】第一子出産後初の公の場 トレーニングは「1年後の自分へのご褒美」