猫が『吐く寸前』にみせる3つのサイン 前兆の見分け方や対応のコツも解説
猫が吐くのは珍しいことではなく、よくあるのはお腹に溜まった毛を吐き出すことです。しかし、いつでもどこでも吐かれてしまうのは、ちょっと困りもの。吐くサインがわかれば、対処の方法もあります。ここでは、猫が吐く寸前に見せるサインについて解説します。
1.お腹を動かす

猫が吐く前は、お腹が上下するように激しく動きます。咳やしゃっくりをするような感じです。苦しそうに口を開けているので、初めて見るとびっくりしてしまうかもしれません。
それを続けた後に吐いてしまうことが多いのですが、吐かずに止まってしまうこともあります。特に問題はありませんが、吐きたいのに吐けないことが頻繁に起こるときは心配です。嘔吐のサインを繰り返している場合は獣医さんに診てもらってくださいね。
2.よだれが出る

吐く前には、よだれが多くなることもあります。口からよだれが垂れていたり、食後でもないのに口のまわりを何度も舐めているときは、吐く前兆のことがあるのです。
よだれは、口内トラブルの症状として現れることもあります。吐く前だけでなく、普段からよだれが多くなったと感じたら、動物病院を受診しましょう。
3.頭を下げる

吐く寸前には、猫は頭を下げます。頭を下げるのは、その方が吐き出しやすいからと、吐いたものが逆流しないためといわれています。
このときには、ほとんど同時に吐いてしまうので、事前に対処するのは難しいかもしれませんが、わかっていればすぐに処理ができるでしょう。
吐くサインが見られたときは?

猫は、グルーミングの際に飲み込んだ自らの毛を吐き出すことがあります。また、ごはんを早食いすることで、食べたフードが消化される前にそのまま出てきてしまうなんてことも。そのため、猫が吐くのは珍しいことではないのです。
ただ、飼い主としては吐かれると困ることもありますよね。猫が吐きそうなサインが見られたら、新聞紙などを下に敷いて対処しましょう。
慌ててバタバタすると猫が驚いて逃げてしまうので、そっと差し出すようにしてくださいね。カーペットなど吐かれて困る場所に新聞紙を敷いておいてもいいでしょう。
とはいえ、あっと思ったときには吐かれてしまっていることがほとんどでしょう。吐いたことに気づいたら、すぐに嘔吐物を取り除き、ペット用お掃除シートなどできれいに拭き取りましょう。洗剤は猫に危険なものも多いので、ペット専用のものや重曹が安心です。
まとめ

猫が吐いて部屋を汚してしまっても、決して怒らないでくださいね。体調不良でなければ毛玉対応のフードにしたり、食器の高さを調節してあげることで吐き戻しを減らせることもあります。
グルーミングの際に飲み込んでしまう毛の量を減らすために、飼い主さんがブラッシングしてあげることも効果的です。
猫が吐きそうになったらサインを見逃さず、すぐにきれいにできるように対処してみてください。
猫が吐くことは珍しいことではありませんが、体調不良によって吐いてしまうこともあります。食欲がなくぐったりしていたり、下痢などの他の症状が見られる場合は、動物病院で診てもらいましょう。
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