個性的な『愛称』で呼ばれている猫種4選 それぞれの魅力や別名の由来もご紹介
猫は種類によって、見た目や性格も様々。中には、その特徴から、正式名称の他に「愛称」で呼ばれることがある猫がいます。そのわけを知ると納得!?ここでは、猫の別名の由来や、その猫種の魅力を探ってみたいと思います。
1.ジェントルジャイアント「メインクーン」

別名を持つことでよく知られているのが大型の猫「メインクーン」ではないでしょうか。メインクーンはその体の大きさと性格から「ジェントルジャイアント」つまり「穏やかな巨人」と呼ばれています。
「メインクーン」の名前の由来は、アメリカの「メイン州」が原産で、長くフサフサのしっぽがあらいぐま(ラクーン)に似ているからといわれています。大きな耳の飾り毛も特徴的です。被毛のカラーはブラウンやブラック、シルバーなど様々です。
成猫では6~9kgにもなる大きな猫ですが、性格はとても温厚で落ち着いており、飼い主にも忠実です。賢くしつけもしやすいといわれています。もともとはネズミを捕るために飼われていた猫だそうです。
一般的な猫が1年~1年半で成猫になるのに対し、メインクーンは成長がゆっくりで、成猫になるまでに2~3年かかります。個体によっては5年ほどかかる場合もあるとか。
猫は一般的に水を嫌いますが、メインクーンの場合は、水遊びを好む子が多いそうです。
2.フランスの宝「シャルトリュー」

フランス原産のシャルトリューは、「フランスの宝」と呼ばれる通り、美しいブルーグレーの被毛を持つ猫です。「生きたフランスの記念碑」とも呼ばれています。
「シャルトリュー」の名前の由来は、シャルトリュー派の修道士が北アフリカから船で連れて来た猫の子孫という説や、シリア出身の猫の子孫という説など諸説ありますが、明らかにはなっていません。
賢く温厚な性格で、飼い主に従順です。活発な一面もあり、遊ぶことが大好き。攻撃性はないので、他のペットや子どもがいても飼いやすいといわれています。
3.エイリアンキャット「デボンレックス」

デボンレックスは、顔が小さく耳が大きいという見た目が宇宙人を想像させることから「エイリアンキャット」と呼ばれています。被毛が短毛で巻き毛なので「プードルキャット」と呼ばれることも。
カラーはブルー、ブラック、ホワイト、チョコレートなどバリエーション豊かです。ヒゲが短く、あるいはほとんど生えていないこともあります。
デボンレックスの起源は、1960年にイギリスのデボンで突然変異で誕生した縮れ毛の猫といわれています。
性格は、人懐こく、活発で遊ぶことが大好き。「プードルキャット」と呼ばれるのは、犬のように社交的で好奇心旺盛だからという意味もあるようです。寂しがり屋なので、ひとりでのお留守番は苦手かもしれません。
4.ピーターパンキャット「アメリカンカール」

アメリカンカールの特徴は、その名の通り後ろにカールした耳です。アメリカンカールには、長毛種と短毛種があります。カラーは、ブルー、ブラック、ホワイト、クリームなど。柄もソリッド、タビー、キャリコなど様々です。
アメリカンカールは、1981年に偶然発見された耳のカールした猫が起源といわれています。とても甘えん坊で成猫になっても子猫のようなことから「ピーターパンキャット」と呼ばれています。人懐こく穏やかな性格です。
まとめ

猫にはたくさんの種類がありますが、それぞれの異なった特徴から愛称で呼ばれることがあります。なぜその名で呼ばれるようになったのか、愛称を聞いただけではわからないこともありますが、外見や性格、歴史などを知ると納得できますね。
他にも別名のある猫種は数多くあります。出会った猫の愛称を調べてみると、さらに親しみがわくかもしれませんよ。
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