1秒で本人特定 NECが世界初の顔認証技術を発表 富士通は“なりすまし”見抜くフェイク対策技術を開発

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-12-03 17:16

わずか1秒で“本人”が特定できる。そんな世界初の技術が公開されました。一方、“見抜くのが難しいディープフェイクの偽の顔”も急増していて、対策が急がれています。

【動画】1秒で本人特定 NECが世界初の顔認証技術を発表 富士通は“なりすまし”見抜くフェイク対策技術を開発

立ち止まることなく、ゲートを通過していく人。よく見ると、なんと、高速で本人認証が行われています。きょう、NECが発表した世界初の生体認証技術です。距離が離れていても、頭を振ってみても、しっかりと個人を見分けます。ポイントは、顔と目の模様のダブルチェックだといいます。

NEC バイオメトリクス研究所 伊藤厚史ディレクター
「日本でも大型連休、外国人の観光客がたくさん来る時期になると、非常に入国審査の時間がかかる。そうした課題を解決できる技術だというふうに思う」

再来年の実用化を目指します。

一方、増加しているのがディープフェイクによる画像や動画です。著名人になりすまし、投資の勧誘などに悪用される事例が後を絶ちません。

記者
「一枚の顔写真さえあれば、その人になりすました動画をリアルタイムで生成することができます」

ネットから写真を1枚拾い、システムに読み込ませるだけ。瞬く間に、記者が出水アナウンサーになりすますことができました。

富士通データ&セキュリティ研究所 山本大シニアプロジェクトディレクター
「(画面に)映っている相手の顔が本当にその人なのか、信じられない時代になってきている」

富士通は独自のAIを使って“なりすまし”を見抜く技術を開発。しかし、世界に広がるディープフェイク対策には莫大なコストがかかり、1社だけで立ち向かうには限界があるといいます。そこで、業界や団体の垣根を越えてフェイク情報に立ち向かうための新たな組織を立ち上げました。

富士通データ&セキュリティ研究所 山本大シニアプロジェクトディレクター
「(この組織を通じて)共有しながら、ともに大きなフェイク・社会課題に立ち向かいたい」

進化し続ける技術の裏で広がる課題に、社会全体での取り組みが求められています。

  1. 【速報】「俺が出るまで待っておけよ」“東名高速あおり運転事故”石橋和歩被告の懲役18年判決が確定へ 最高裁が被告の上告を棄却
  2. 「泣き声にイライラして…」40歳の父親逮捕 生後2か月の息子の頭殴り死亡させた疑い
  3. 夫婦死亡の東名高速あおり運転 最高裁が上告棄却、石橋和歩被告の懲役18年確定へ
  4. 芸能人の画像から生成AIでわいせつ画像を作成→有料サイトに掲載か 無職の31歳男を逮捕
  5. 兵庫・姫路市のマンション敷地内で男性死亡 車で出勤しようとしたところを何者かに刺されたか 殺人事件とみて捜査本部を設置
  6. 2025年の訪日外国人旅行者 初の4000万人突破 12月の中国からの旅行者は前年同月比45%減
  7. 入手困難の「ボンボンドロップシール」韓国で日本人が“爆買い” お土産としても人気過熱、争奪戦に
  8. 神奈川県警女性巡査部長(32)に警察庁長官賞 全日本女子剣道選手権大会で3度優勝
  9. 【速報】パトカーが追跡した乗用車が別の車に追突し横転…車に乗っていた2人は逃走 警視庁が行方追う 東京・杉並区
  10. 日本保守党が衆議院選挙公約発表 食料品消費税ゼロなど盛り込む
  11. クッキーが“食事”に?1枚で白米2杯分…あえて高カロリーを選択“カロパ”商品が人気のワケ【Nスタ解説】
  12. 30年前からの「設定ミス」で…14年ぶり再稼働が見送り 柏崎刈羽原発 “電力不足”など東電の事情も【Nスタ解説】