カーリング混合ダブルス日本代表、最終エンドでラトビアに大逆転負け 予選リーグ通算1勝2敗に【五輪世界最終予選】

■カーリング混合ダブルス ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選 日本 6ー7 ラトビア(日本時間15日、カナダ)
【競技日程一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪 開会式は2月6日にミラノで開催、前回大会は金メダル3個
カーリング・混合ダブルスのミラノ・コルティナオリンピック™世界最終予選が日本時間15日に行われ、初出場を目指す日本代表(世界ランク10位)がラトビア(同22位)に6ー7で敗れ、通算1勝2敗となった。
小穴桃里(30)・青木豪(26)ペアの日本代表は予選リーグ初戦の韓国戦に敗れたものの、2戦目のチェコには8-3で勝ち、1勝1敗で3戦目のラトビア戦を迎えた。
1エンド5投の8エンド(E)制で行われる混合ダブルス。日本は第1Eに1点を奪うと、第2E、No.1、No,2ストーンは日本という状況で、ラトビアのラストショット。2つのストーンを弾き出すことはできず、日本は2点のスチールに成功し3-0とリードを広げる。
第3Eはラトビアに1点を取られたが、第4Eでは、最後の5投目でストーンを動かすナイスショットで1点を奪い、4-1とする。しかし第5E、後攻のラトビアに3点を取られるビッグエンドを許し、4-4の同点に追いつかれてしまう。
日本は第6E、第7Eで連続ポイントをあげ6-4と再びリード。しかし最終第8E、4投目を終えてラトビアの3つのストーンがハウスの中心にある苦しい状況に。日本はラストショットでNo.1ストーンをキープするが、後攻・ラトビアのラストショットで弾き出されてしまい、3点を奪われ、6-7で逆転負けを喫した。
五輪出場に出場できるのは10チームで、すでに開催国イタリアを含め8チームが出場権を得ており、今大会の世界最終予選で残りの2チームを争う。日本は女子が8大会連続で五輪出場を決めている。
16チームが2つの五輪出場枠を争う今大会。8チームがグループAとグループBに別れて総当たりの予選リーグを戦う。各グループ1位同士の決定戦で代表1枠が決まり、各グループ2位同士の決定戦勝者と1位同士の決定戦敗者が試合を行い、もう一つの代表枠が決まる。