帰省・忘年会などで事故多発“魔の12月” 警察官コンビが「笑い」で伝える交通安全【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-12-16 19:29
12月は、交通事故の発生件数が最も多いことから“魔の12月”といわれています。
こうした中、警視庁の現役警察官・池田さんと金子さんが“警察官コンビ”で斬新な交通安全教室を行っています。
※警察官コンビによる“テレビ初”の“交通安全漫才”は、ぜひ動画でご覧ください!
なぜ?事故増加“魔の12月”
山形純菜キャスター:
12月は、交通事故の発生件数が1年の中で最多となっています。
【近年の交通事故の発生件数】
2022年12月:2万8602件
2023年12月:3万0396件
2024年12月:2万8997件
なぜ12月に交通事故が増加するのでしょうか。
TBS報道局社会部 警視庁サブキャップ 寺田哲:
12月は、▼日照時間が短く、▼帰省・旅行で交通量が増える、▼忘年会シーズンで歩行者が寝込んでしまい事故に巻き込まれるといった状況が、事故が増える要因となっています。
警察は、検問・取り締まりを強化する一方で、重要な対策として位置付けているのが、交通安全教室です。車を運転しない子どもや高齢者など、さまざまな人に訴えかけるよう努力や工夫を凝らしています。
その一環で、警視庁の現役警察官の警視庁交通総務課・池田遼太巡査部長と金子三春巡査部長が“コンビ”で交通安全教室を行っています。この2人は、テツandトモやタイムマシーン3号などお笑い芸人から絶賛されているということです。
山形キャスター:
交通安全教室は、年中行っていると思いますが、やはり特に12月は強化しているのでしょうか。
警視庁交通総務課 金子三春巡査部長:
特に12月は交通事故が増えるので、各警察署で色々な取り組みを行っています。
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<プロフィール>
寺田哲
TBS社会部 警視庁サブキャップ
「時間より命」子ども乗せ自転車安全運転