久保凛 高校駅伝ラストランで激走 雨と悪条件も9人抜き、18位➡9位【全国高校駅伝】
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2025-12-21 11:40

■女子第37回全国高等学校駅伝競走大会(21日、たけびしスタジアム京都発着、全5区間・21.0975㎞)
高校ナンバーワンを決める全国高校駅伝女子が21日、京都で行われ、近畿地区代表で出場した東大阪大敬愛(大阪)の久保凛(3年)は2区(4.0975㎞)で好走、高校駅伝ラストランで9人抜き、チームを18位から9位まで上げた。
強い雨と悪条件の中、師走の都大路で行われた女子第37回全国高等学校駅伝競走大会、高校生が駅伝日本一をかけて、47都道府県代表に加え、11の地区代表の出場となったが、当日に四国学院大香川西が選手の体調不良が相次ぎ欠場。57チームでの戦いとなった。留学生の出走区間は男女ともに3km区間限定で、男子は2区と5区、女子は3区と4区となっている。
近畿地区代表で出場した東大阪大敬愛(大阪)の久保は2区で出場、レース前には野口雅嗣監督から「あなたが一番強いから前にいる選手をどんどん抜いていけ」とアドバイスをもらった。9月の東京世界陸上女子800mで世界と戦った17歳は高校駅伝ラストランで好走。
18位、トップと1分1秒差で襷を受け取ると、スピードに乗った走りですぐに3人を抜いた。11月の大会では3000mで9分7秒80の全体トップをマーク、好調を維持したままレースに臨み、雨の中でも走りは変わらず、最初の1㎞を3分9秒、1.4㎞付近で6人抜きとなった。
中間点は6分36秒で通過、ここまで7人抜き。最後まで力をふり絞り13分02秒のタイム、9人抜きでチームの順位も9位にあげた。