犬が『大好きな色』3選 どのように見えているの?見えづらい色までご紹介
ひと昔前まで犬は色を見分けることができず「白黒」の世界で生きていると考えられていました。現在では研究が進み、犬にもある程度の色が見えているということがわかってきています。では犬にも色の好き嫌いはあるのでしょうか?
テンションアップ!犬が大好きな色

黄色
最新研究で明らかになったのは、犬が黄色に特別な反応を示すという事実です。
被験体となった100頭以上の犬たちに数種類の色の物体を見せたところ、多くの犬が黄色の物体に反応を見せたそうです。
また、空っぽの黄色いお皿と食べものの入ったグレーのお皿を並べたところ、驚くべきことに黄色いお皿を選ぶ犬が少なくなかったのです。
犬が黄色を好む理由はまだ明らかにはなっていませんが、多くの犬の被毛が黄色に比較的近いということや、犬の限られた色覚の中では黄色が見分けやすいことなどが考えられます。
青色
青色も黄色と同様、犬の色覚をもってよく識別できる色です。そのため青色によく反応を示す犬も多く、青色のおもちゃには食いつきがいいと感じることも多いのでしょう。
赤色
ドッグフード会社が飼い主さんを対象に「愛犬の好きな色」についてのアンケートをとったところ、見事1位に輝いたのが赤色でした。赤色のおもちゃや洋服は多く市販されているため、愛犬グッズの中に赤色が含まれているという家庭も少なくないのではないでしょうか。
犬にとって見えづらい色

赤色
犬が好きな色として紹介したばかりの赤色ですが、実は現代科学では犬には識別できない色(グレーに見える)とされています。
見えづらいはずなのに好きな色ランキングでは1位という何とも不可思議な状況です。
「好きなおもちゃがたまたま赤だった」「赤いグッズがそもそも多いだけ」という理由も考えられますが、犬が赤という色に視覚情報以外の何かを感じている可能性も否定はできません。
緑色
意外なことに自然の象徴とも言える緑色も犬には識別できず、くすんだ黄色に見えていると考えられています。
思わず愛犬をフリーにして走らせたくなってしまうような大草原や青々とした芝生の野原も、犬にはくすんだ黄色の平野に見えていると思うと少し寂しい気もしてしまいますね。
これらのことから気をつけたいのが、芝生の野原やドッグランで遊ぶときのおもちゃ選びです。
芝生に赤いボールを投げると目立たないため見つけるのが難しいかもしれません。逆に黄色や青のボールであれば、地面に鮮やかに映るでしょう。
上記のようなことを配慮して犬グッズを選ぶことができると、犬との暮らしがより快適になるかもしれませんよ。
まとめ

実際のところ、犬の目に色がどんなふうに映っているのかは犬になってみなければわかりません。見えないはずの赤を好いている子が多いというのも大きな謎です。
かつて犬の世界はモノクロとされていたのが現代では否定されているように、現代科学では常識と思われていることが覆る未来もあるかもしれません。
大切なのは愛犬がどんな色にポジティブな反応を示しているか、それを見極めることです。愛犬の大好きな色で彩られた、楽しい暮らしを送れることが一番ですよ。
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