猫が『ブラッシング』を避けたがる理由3つ 嫌がるときの対処法からお手入れのコツまで

2025-12-29 16:00

SNSで気持ちよくブラッシングを受けている猫を見ると「猫はみんなブラッシングが好き!」という印象を持たれるかもしれません。しかし、現実はそんな猫ばかりではないということを、多くの愛猫家さんは知っているはず・・・!そこで今回は、なぜ猫がブラッシングを避けたがるのか、対処法もあわせて3つご紹介するとともに、すぐに実践できるお手入れのコツまでお伝えしていきます。

猫がブラッシングを避けたがる理由3つと対処法

猫の抜け毛を取ったブラシ

1.ブラシの存在自体に慣れていないから

まだ見慣れないうちは、猫にとって、ブラシはまるで得体の知れないもの。

それがいきなり自分の体に触れてこようとすれば、警戒されるのも無理はありません。

最初からすぐにお手入れを始めるのではなく、まずは猫の生活に馴染ませるために、猫の目につく場所にあえてブラシを置いておきましょう。

少しでも興味を示してくれたら、ニオイを嗅がせたり、おもちゃ感覚で遊ばせたりしてOKです。

怖がらなくなってきたら、少しずつブラッシングを試していきましょう。

2.拘束時間が長くてストレスだから

最初のうちはブラッシングさせてくれるのに、途中で嫌がる素振りを見せるというのであれば、お手入れの時間が長すぎる可能性があります。

愛猫の全身くまなくケアしてあげようと考えるのは、自然なこと。

しかし、完璧にしようとすればするほど、どうしても時間がかかってしまいます。

猫の集中力が続くのは、長くても5分以内です。

できる部位からコツコツお手入れしてあげたほうが、きっと猫も喜んでくれるはずです。

3.毛を引っ張られて痛いから

「うちの猫はブラッシングが苦手だから、無理にできない」と分かると、お手入れも遠のいていくかもしれません。

とはいえ、ブラッシングの間隔が空いてしまうと、余計に毛がもつれてしまうことも。

これでは苦手意識が強まるだけではなく、特に長毛種の猫の場合、もつれや毛玉が悪化し、飼い主さんだけで対処するのが難しくなる場合もあります。

力を加えすぎない、ブラシは毛先から優しくとかすなどのちょっとした工夫を重ね、お手入れを習慣づけることが大切です。

お手入れのコツ

ラバーブラシでブラッシングされている子猫

猫の毛の長さに合ったブラシを選ぶ

短毛種の場合は毛が薄いので、肌当たりの柔らかいシリコンやゴム素材の「ラバーブラシ」がおすすめ。

筆者の飼っている愛猫はどちらも短毛種ですが、100円ショップのラバーブラシでも気持ちよさそうにしてくれています。

一方、長毛種なら毛をほぐしやすい「スリッカーブラシ」がよいでしょう。

ピンがたくさん密集している特徴がありますので、猫の肌を傷つけないよう、先端が保護されているタイプを選ぶと安心です。

リラックスできる環境を整える

猫にブラッシングが心地よいものと感じてもらうためには、リラックスできる環境下で行うことが大切。

遊びやお家のパトロールなど、なにかに夢中になっているときは、ブラッシングには向いていません。

起床直後や飼い主さんに甘えてきたときなど、リラックスしている愛猫の空気感を感じ取ってタイミングを合わせていきましょう。

慣れてきたら、猫の方から「ブラッシングして~!」とおねだりするようになるかもしれません。

ご褒美(おやつ)とセットにする

少しでもブラッシングをさせてくれたなら、終了後には必ずご褒美のおやつを。

「これをするとうれしいことが起きる」と猫にポジティブな印象を持たせるためです。

お手入れの前におやつをあげるというよりは、お手入れが「終わった後」のご褒美としてあげた方が効果的なのだとか。

ただし、おやつの与えすぎは肥満の原因となりますので、量には十分配慮しましょう。

まとめ

気持ちよさそうにブラッシングされる猫

猫がブラッシングを避けたがる背景には、見慣れないブラシへの警戒心や拘束時間の長さ、お手入れが痛いなど、きちんとした理由があります。

丁寧に長時間行うよりも短時間から少しずつ、力任せではなく優しくケアをするというように、正しいブラッシングを心がければ、猫の印象も変わってくるかもしれません。

お手入れのコツは、その猫に合ったブラシを選び、ご褒美のおやつを上手に取り入れることです。

もちろん、猫の性格によっては完全に好きになってもらうのが難しい場合もあります。

愛猫のペースに合わせながら、少しでも「心地よいな」と感じてもらえる時間を目指していきましょう。

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