猫も『うつ病』になることがある?4つのサインや取るべき対処法を解説

2026-01-03 20:20

猫も人と同じように、強いストレスや環境の変化が原因で心が不安定になり、うつ病のような症状を見せることがあります。猫のうつ病は体調不良との区別が難しく、気づくのが遅れることも多いため注意が必要です。今回は、猫のうつ病のサインと対処法を分かりやすく解説します。

うつ病の猫が見せる4つのサインとは

袋の中に隠れている猫

猫がうつ病になると、食欲の減少や行動の変化が見られるようになります。これらの変化は、体調不良のときに見られる症状とも重なるため、うつ病であることに気づかないことも少なくありません。ここでは、猫のうつ病でよく見られる4つのサインについて詳しく解説します。

1.食欲不振になる

うつ病で心身に不調が生じると、胃腸の動きが低下して食欲が落ちてしまうことがあります。普段はしっかり食べていた猫が急に食事を残すようになる、好きなおやつにも反応しなくなるといった変化が見られる場合は注意が必要です。

ただし、食欲不振はうつ状態だけでなく、内臓疾患や口腔内トラブルなど病気が原因で起こるケースも少なくありません。丸1日まったく食事をとらない、あるいは水さえ飲まない状態であれば緊急性が高いです。特に肥満気味の猫などが絶食すると肝臓に深刻な負担がかかる(肝リピドーシス)リスクもあるため、様子を見すぎず早急に動物病院を受診してください。

2.無気力・無関心になる

大好きなおもちゃや食べ物に関心を示さない、動きが明らかに鈍くなるといった行動の変化も、猫のうつ病でよく見られるサインです。いわゆる無気力・無関心の状態で、刺激に対する反応が弱くなっていると考えられます。

猫は気まぐれな動物なので、昨日まで夢中で遊んでいたおもちゃに急に興味を失うこと自体は珍しくありません。しかし、その状態が数日続く、飼い主さんの呼びかけにほとんど反応しないなど、明らかに気分のムラとは違う様子が見られる場合は注意が必要です。

3.攻撃的になる

いつもは穏やかな猫でも、気持ちが不安定になると唸ったり、噛んだり、威嚇したりすることがあります。これは単なる攻撃性ではなく、恐怖や不安が強くなった結果、身を守ろうとしてあらわれる行動です。飼い主さんとしては、急に愛猫の性格が変わったように見えて戸惑い、驚いてしまうかもしれませんね。

うつ病の猫は、環境の変化やなにかの音、撫でようとしたときなど、些細な刺激でも神経が過敏になり、イライラが爆発してしまうことがあるのです。

甲状腺の病気で攻撃的になることもありますので、愛猫が急に攻撃的になった時は獣医師にも相談してみましょう。

また、イライラが原因で、過剰なグルーミングにつながることも。ひどくなると、同じ場所を舐め続けて禿げてしまうこともあるため油断ができません。

4.隠れるようになる

人のうつ病では、部屋に引きこもって外に出てこなくなることがありますが、猫のうつ病でも似た行動が見られます。猫の場合は寝床や押し入れ、家具の裏など、人目につきにくい場所に隠れて出てこなくなります。これは安心できる空間に身を置き、人とのかかわりを避けようとする行動です。

なかなか姿を見せない、呼んでも反応がない、食事の時間になっても出てこないといった状態が続く場合は、うつ病の可能性を視野に入れて様子を観察しましょう。

ただし、体に痛みや不調を感じているときも、猫は本能的に身を隠します。特定の場所に触れた際にうなったり噛みついたりするなど、攻撃的な反応が見られる場合は、心の問題ではなく身体的な痛みが原因の可能性があります。獣医師に相談しましょう。

うつ病のサインが見られたときの対処法

診察中の猫

猫は本能的に痛みや体調不良を隠す動物です。そのため、元気がない、食欲が落ちている、隠れて出てこないといったときに、最初に疑われるのは病気やケガです。「うつ病かも」と思っても、まずは動物病院を受診し、身体的な異常がないか確認しましょう。

うつ病と診断されたら、生活環境を整えることが大切です。猫のうつ病の原因として多いのは、引っ越しや模様替え、家族構成の変化、大きな音などの環境ストレスです。原因となる刺激をできるだけ取り除き、静かで安心して過ごせる場所を用意します。

また、食欲が落ちている場合は、好物をトッピングする、フードを人肌程度に温めて香りを立たせるなど、食欲を刺激するよう工夫してみてください。ただし、まったく食べない状態が続く場合は、早めに動物病院を受診し対策をおこないましょう。

まとめ

ヒーターの上でくつろぐ猫

猫のうつ状態は外からは分かりにくいものですが、食欲不振や無気力、攻撃的な行動、隠れるといった行動の変化としてあらわれます。これらはすべて、猫からのSOSです。人間のような言葉を持たない猫は、行動でしか苦しさを伝えられません。

うつ病の症状やあらわれ方は猫によってさまざまです。「大丈夫だろう」と見過ごしてしまうことで、症状が悪化し、猫も飼い主さんもつらい思いをすることがあります。少しでもいつもと違うと感じたら、気のせいだと思わず、動物病院を受診し相談するようにしましょう。

関連記事

・ヒーターの前でくつろぐ柴犬→『子猫』が抱きついてくると…尊すぎるやり取りが200万再生「見たことないしがみつき方w」「旦那に欲しいw」
・『おいで、おいで〜』と愛猫のことを呼ぶと……可愛すぎる瞬間に「躍動感が良いw」「めちゃくちゃ急いで来た感w」とSNSで反響
・体が汚れていた保護子猫→『初めてのシャンプー』をしてみると……可愛すぎる光景に「最高だねw」「きれいになって良かったw」と反響
・『仲良しな男の子と猫』がダンボールの中で…ほのぼのとした日常の光景が癒されると2万いいね「秘密基地w」「内緒話かなw」とSNSで反響
・『毎朝5時』になると、猫が布団にやって来て…爆笑必至の『全力すぎる起こし方』が31万再生「なんという破壊力」「大好きなんだろうねw」

  1. 新進気鋭な女性シェフが独創性を発揮! “イタリアチーズの王様”の新たな魅力を引き出す「PARMIGIANO REGGIANO DAY TOKYO 2026」
  2. 『毛がたくさん抜ける』犬種7選 部屋が毛だらけになってしまうのを防ぐ方法とは?
  3. 「棋風は剛腕」“女性初のプロ棋士”誕生へ 快挙を成し遂げた西山朋佳女流四冠(31)の強さの秘訣【Nスタ解説】
  4. 自転車「青切符」導入で「ルールをより意識」も…車道を通行する自転車増加で“黄色のセンターライン”を“白色”に?【Nスタ解説】
  5. 超大型犬がいる家に『姪と甥』が遊びに来た結果→たくさん遊んでくれて…あまりにも尊い光景に反響「自然と笑顔になる」「疲れが吹き飛んだ」
  6. 猫が日常的に見せる『ジェスチャー』4選 行動から読み取れる心理や受け止め方
  7. 『内気な性格の犬』の特徴5選 気が弱いワンコの共通点や臆病になってしまう原因まで
  8. 日本生命元職員が給付金を不正請求 約1年で計34件、約900万円にのぼる
  9. 身代金要求に応じず新たに個人情報公開…ハッカー集団の狙いは? GMOが政府に要求「能動的サイバー防御」とは【Nスタ解説】
  10. ソニーグループ「So-net」 不正アクセスで個人情報約258万件流出 「ドコモ光」の利用者情報約44万件も流出
  1. 身代金1.6億円の要求期限過ぎ…GMO不正アクセス ハッカー集団が1人の“個人情報”とされるものを公開 今後も順次公開していくと主張
  2. GMOサイバー攻撃 ハッカー集団が1人の個人情報を公開「交渉に応じなかったため」新たな声明発表 “毎日正午に公開していく”
  3. 木原官房長官「このような卑劣な行為は断じて許されない」 GMOサイバー攻撃めぐりハッカー集団が1人の個人情報公開
  4. 要介護5【志茂田景樹】バンザイをする姿を公開「びっくりしないでください。両手はあげてもこれが限度です」「でも僕は日々喜びを見つけて生きています」
  5. 「砲口が韓国へ」北朝鮮の“海岸砲”をJNNカメラが捉える…自走砲に続き連日の配備確認 10数人の兵士が紙広げ打ち合わせも
  6. 「注文すると自ら判断して商品を取ってくる」KDDIがフィジカルAIに300億円投資を表明 小売り・物流などに実装し…人手不足解消の切り札に?
  7. スーパー「アキダイ」秋葉代表が国会質疑に「減税の喜びは1か月もたない」 2年後の増税や値札付け替えの現場負担を懸念
  8. ブラックフライデーが日本独自進化?米国は家電・日本は「食料品・日用品」が7割!“クロ”にちなんだ960円の衣服も…
  9. 「あしたのジョー」ちばてつやさん死去 87歳 満州引き揚げ・飢えの体験が名作に「我々は戦争しない」 文化勲章も受章
  10. 94年間負けなし…共和党の牙城・カンザス州が激戦州に トランプ政権の政策に農家が反発「本当に腹が立つ」 アメリカ中間選挙まで1週間
  11. 身代金要求に応じず新たに個人情報公開…ハッカー集団の狙いは? GMOが政府に要求「能動的サイバー防御」とは【Nスタ解説】
  12. ソニーグループ「So-net」 不正アクセスで個人情報約258万件流出 「ドコモ光」の利用者情報約44万件も流出