秋から冬のカナディアンロッキーを5ヵ月間生き延びた迷子猫 長旅をへて家族の元へ

2026-01-05 06:00

カナディアンロッキーで行方不明になった愛猫。悲しむ家族の元へ、5ヵ月後に届いた「無事に保護」の知らせ。米国にある自宅までの猫の長旅を支えてくれたのは、カナダに住むボランティア2人でした。

カナダの山で愛猫が行方不明に

植物のそばにたたずむ白黒猫

画像はイメージです

2025年7月、Jeremy Bartonさんは愛猫Shadowを連れて、米国のアラスカからオクラホマ州へ車で向かっていました。その途中でカナダのブリティッシュコロンビア州にあるカナディアン・ロッキー山脈のLiard Hot Springs州立公園に立ち寄りました。

ところがそのときに、Shadowが姿を消してしまいました。彼は何時間も探しましたが、まったく見つかりませんでした。

「わたしはパニックになって、餌の容器を持ってあちこち歩き回りました。でもShadowは現れなかったのです」とJeremyさん。

うなだれた彼は、仕方なくそのまま自宅に戻りました。息子たちに猫の失踪を伝えると、2人はショックと悲しみで数日間も泣き続けたのです。

5ヵ月後に現れた猫

カナディアンロッキーの風景

画像はイメージです

あきらめられないJeremyさんたちは、 5ヵ月の間ネットで捜索活動を続けました。地元の人々に協力を求め、ソーシャルメディア上で多くの写真を投稿したのです。

最近になって「同公園にShadowが現われ、保護した」という通報がありました。この猫は北部ロッキー山脈でずっと1匹だけで生き延び、奇跡的に命を保っていたのです。Jeremyさんたちは大喜びです。

しかしこの幸運とともに、新たな課題が浮上しました。「遠く離れたオクラホマ州に住む家族の元へ、どうやって国境を越えて猫を連れ戻すか」です。

親切な人がいるもので、この公園から南東に約8時間も離れた町フォートセントジョンに住む2人のボランティアが、協力を申し出てくれました。Christine Sutherlandさんと Bruce Kosugiさんです。彼らは車と飛行機を使って猫をオクラホマシティに運ぶため、知恵をしぼって最安のルートを考えだしました。

車と飛行機による長旅をへて、やっと自宅へ

車に乗り込む白黒猫

画像はイメージです

Jeremyさんの息子たちも喜んでお小遣いを辞退し、輸送費の足しにしました。

Bruceさんには「猫アレルギー」があります。そこで公園からフォートセントジョンまでのShadow との8時間のドライブの間中、彼はずっと医療用マスクをつけて運転しました。その後Christine さんが、猫とともにウィニペグまで飛行機で行き、空港でJeremyさんに渡したのです。

ここからオクラホマまでは車で16時間以上かかりましたが、再会を喜ぶ猫と飼い主にとって、長時間のドライブは苦にならなかったことでしょう。

そして例年通り、家族がそろって自宅でクリスマスを迎えられる喜びを、みんなが実感できたのです。

出典:Cat Who Escaped During Road Trip Miraculously Survives 5 Months Alone in the Canadian Rockies

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