猫が体調を崩しているときの『危険な寝姿』3つ 病気のサインから取るべき対処法まで解説
気持ちよさそうに眠る猫の姿は、見ているだけで癒やされますよね。ところが、その寝姿が「いつもと違う」と感じたとき、実は体調不良のサインが隠れていることがあります。猫は不調を言葉で訴えず、静かにやり過ごそうとすることが多いです。そのため、寝ている姿こそが体調を教えてくれる手がかりになります。本記事では、初心者の飼い主さんでも見分けやすい「危険な寝姿」を3つ紹介し、気づいたときにどう行動すればよいのかを解説します。
猫が体調を崩しているときの『危険な寝姿』とは?

1.体を丸めすぎて動かない「うずくまり寝」
猫が体調を崩しているとき、最初に表れやすいのが不自然に体を丸めた寝姿です。
健康な猫の丸まり方は、ふわっと力が抜けています。一方、危険なうずくまり寝は、腹部を守るように強く縮こまり、声をかけても姿勢がほとんど変わりません。
この姿勢は、内臓の痛みや吐き気があるときに多く見られます。とくに食欲が落ちている、元気がない、動きが緩慢、トイレの回数が変わったなどの変化が重なる場合、体の中で不調が進んでいる可能性があります。
2.横になっても足を伸ばさない「緊張した横寝」
横向きで寝ていると安心しているように感じるかもしれません。
問題になるのは、横になっているのに足や背中がこわばり、常に踏ん張るような姿勢を保っている場合です。
これは強い腹痛があるときや、体のどこかに痛みを感じているときに見られやすい寝姿です。
本来リラックスしている猫は、手足が自然に伸び、寝返りも打ちます。緊張した横寝が続く状態は、浅い呼吸で休もうとしているサインと考えられます。
3.伏せたまま頭を低く下げる「休めていない寝姿」
一見すると香箱座りのようでも、頭が極端に低く、首を支える力が弱い場合は注意が必要です。
この姿勢は、発熱や脱水、強いだるさがあるときに出やすい特徴です。体に力が入っている場合は、痛みを抱えていることも考えられます。目を閉じていても深く眠れておらず、体力を回復できていない可能性があります。
危険な寝姿を見たときに取るべき対処法

危険な寝姿に気づいたら、まず無理に動かさないことが大切です。抱き上げたり姿勢を直したりすると、痛みや不快感などの症状が強まる場合があります。
次に、「食事量」「水を飲む量」「排泄」「呼吸数と呼吸の仕方」「運動量」の様子を静かに観察しましょう。スマートフォンで寝姿や呼吸の動画を撮っておくと、受診時に役立ちます。
明らかに様子がおかしい、苦しそうと感じる場合は、すぐに動物病院へ相談するようにしましょう。
病気を早期に見つけるためにも、動物病院を受診することは今後の猫の健康や寿命に大きく関わる重要な判断です。
まとめ

猫の寝姿は、ただの可愛らしい仕草ではなく、体調を映す大切なサインです。
体を強く丸めて動かない、横になっても力が抜けない、伏せたまま頭を支えられない姿が続くとき、猫はつらさを我慢している可能性があります。
元気なときの寝方を知っていれば、「いつもと違う」ことに気づきやすくなるでしょう。
無理に触らず、静かに様子を見守り、必要なときは早めに病院へ相談する判断が安心につながります。病院では猫は気を張って症状を隠すことがあるため、家での様子を動画撮影しておくことも診断の一助となります。
寝ている姿を観察する時間は、愛猫の命を守る大切な見守り時間といえるでしょう。
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