「オンラインで無責任に販売される猫を救え」 動物保護団体が購入し保護 英国
欧州で人気のフリマアプリで販売された猫。英国の動物保護団体が購入して保護したこの猫は、怯えているものの無事でした。オンラインでのペット販売は、規制がないためにリスクが高いといわれます。不幸なペットを増やさないためにも、注意が必要です。
ファッション販売のアプリで「猫を出品」

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このほど欧州で人気のフリマアプリ「Vinted」で猫が出品されていることがわかり、英国バーミンガムの動物保護団体がこの猫を保護しました。
3歳のこの猫は、30ポンド(約6300円)で出品されていたところを「Left Paw Cat Rescue」の代表Abi Leftさんが見つけ、すぐに引き取りました。彼女は「残念なことに、オンラインで猫が販売されるのは初めてではありません」といいます。現在この猫は里親ボランティアの元で無事に過ごしているということです。
Vintedはおもにファッションブランド品を個人が販売・購入できるアプリですが、同社は「規約に記載されている通り、ここは動物販売の場ではありません。生きた猫を販売する行為は許容できないので、発覚後に出品自体を削除しました」と声明を出しています。
さらに「当社では、禁止されている品を検出するソフトウェアを利用するとともに、会員からの報告を受けて今後も適切に対応します」としています。
猫の命を軽視する飼い主

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Abiさんは、出品者の自宅を訪れて猫を引き渡されたときのことを、こう話しています。
「その女性は何も質問せず、わたしが保護団体に属していることも知りません。連絡先も確認しないで、ただ喜んで猫を引き渡したのです」
「価格が30ポンドだったことは、この飼い主が猫の命を大切に思っていない証拠です。その猫はとても怯えていて、里親ボランティアの家でも人間を避けて隠れています。勇気を出して姿を現すまでにはまだ数日かかるでしょう。でも少なくとも、猫はいま安全です」
オンラインでのペット取引には、高いリスクが

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実は、ペットのオンライン取引はほとんど規制がなく、深刻なリスクがあるのが現状です。偽造書類の流通を助長し、動物の福祉と健康を脅かすだけでなく、消費者の権利を侵害することもあります。
欧州委員会が最近発表した犬と猫のオンライン販売に関する「EU協調管理計画」では、多くの動物が幼なすぎたり健康状態が悪かったり、ワクチン接種を受けていなかったりする現状が明らかになりました。
長距離輸送される生まれたばかりの子犬や子猫は、暑さや寒さ、脱水やストレスに苦しみ、感染症のリスクが高くなります。生き残ったペットも、社会化が不十分なために飼うことが難しく、遺棄されるケースが少なくないのです。
EUが委託した2015年の調査では、オンライン販売業者やペットショップで購入する飼い主は、保護施設や正規のブリーダーから直接購入する飼い主に比べて、ペットの福祉に関する情報や知識が欠けていることが明らかになりました。
こうした情報不足により飼い主の期待とペットの実情が食い違い、すぐに捨てたり売り払ってしまう「残念な結果」につながりかねません。
これからペットを迎える人々は、こうした問題をよく認識し、家族にふさわしい犬猫を慎重に選んで責任をもって育ててほしいものですね。
出典:
・Cat rescued after being put up for sale on Vinted
・The online pet trade
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