“降雪の中で激走” 不破聖衣来 初のハーフマラソンで1時間9分39秒で4位、樺沢和佳奈が1時間9分20秒で優勝

■第54回 全日本実業団ハーフマラソン大会(8日、山口、維新みらいふスタジアム発着、21.0975㎞)
【写真を見る】“降雪の中で激走” 不破聖衣来 初のハーフマラソンで1時間9分39秒で4位、樺沢和佳奈が1時間9分20秒で優勝
全日本実業団ハーフマラソンが8日、山口で行われ、女子ハーフでは樺沢和佳奈(26、三井住友海上)が優勝、男子ハーフでは平山大雅(24、コニカミノルタ)がゴール前で逆転して優勝した。また、女子10㎞では山本有真(25、積水化学)が連覇を果たした。
小雪がちらつくコンディションとなった全日本実業団ハーフマラソン、女子ハーフマラソンには国内初のハーフマラソンとなった不破聖衣来(22、三井住友海上)、3月に初マラソンとなる名古屋ウイメンズに出場予定の樺沢和佳奈(26、三井住友海上)、地元・山口出身のベテラン・高島由香(37、資生堂)が出場。
レースはスタート直後に雪が強くなる状態、初ハーフマラソンとなった不破は先頭で川村楓(28、岩谷産業)と共にレースを引っ張っていった。「未知な部分もあって、その分ワクワクしています」とレース前に語った不破だが、堂々の走りを見せた。
中盤では三井住友海上のチームメイトで3月の名古屋ウィメンズマラソンに出場予定の樺沢和佳奈(26)と並走し、リズムをつかんでいった。トップ集団が6人になっても不破は前に出てレースを引っ張る展開。
徐々に雪の量も増え始めて、トップ集団の川村の頭やサングラスには雪が積もる様子も見られた。それでも沿道に集まってくれたファンからは「不破、行けるぞ!」と多くの声援が送られた。
終盤は不破、中地こころ(23、シスメックス)、山﨑りさ(23、積水化学)の同世代3人に加え樺沢と4人の対決となった。ここで飛び出したのが山﨑、不破はついていけなかった。トップで競技場に入ったのは樺沢、少し遅れて中地が追っていった。トラックにも雪が積もる状態となったが、樺沢が優勝、不破は4位となった。ゴール後、4位までの4人はお互いに雪の状態を話し合っていた。各選手がゴール後にはうずくまる姿が見られて、西山未奈美(25、三井住友海上)は倒れこみ動けない状態だった。
また、女子10㎞には去年9月の東京世界陸上5000m代表の山本有真(25、積水化学)が今年初レース、5kmで2位を引き離すと、そのままトップでゴール、32分01秒で連覇を果たした。男子ハーフマラソンではゴール直前で猛追を見せた平山大雅(24、コニカミノルタ)が大逆転、1月25日の大阪ハーフマラソンに次いで優勝を果たした。