竹内智香、予選22位で敗退...競技人生に幕「本当に幸せな終わり方」最後は積極的な滑り【スノーボード】

■ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード女子パラレル大回転予選(日本時間8日、リビーニョ・スノーパーク)
【競技日程・日本代表一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕、前回大会の過去最多メダル数「18」を超えられるか?
ミラノ・コルティナオリンピック™のスノーボード女子パラレル大回転予選が行われて、日本女子史上最多に並ぶ7度目の五輪出場を果たした竹内智香(42、広島ガス)は、予選2回のタイム合計は1分36秒88の22位。上位16人に入ることができず予選敗退となった。2大会連続出場の三木つばき(22、浜松いわた信用金庫)は、2回合計1分32秒87の3位で、決勝トーナメント進出を決めた。
パラレル大回転は2人の選手が並列するコースを同時に滑り降り、旗門の内側(棒の高さが低い方)を滑っていく種目。旗門の間隔は約23m、予選では、各選手が違うコースで1回ずつ滑走する。2回の合計タイムをもとに、32人中上位16人が決勝トーナメントへ。決勝トーナメントは1対1で対決し、先にフィニッシュした選手が次のラウンドに進む。滑るコースは予選通過順位の高い選手が選べる。
14年ソチ五輪で銀メダルを獲得した竹内は、今季限りでの引退を表明して臨んだ大舞台。02年ソルトレークシティー五輪から7大会連続出場となり、この日の雪の状態は“hard-packed”と固い状態。赤コースでの1回目、スタートは完璧に決まると、コースの最短を滑る安定感を見せた。少し慎重になりすぎてしまいタイムは48秒88と伸びず、赤コースで14位。
勝負の2回目、青コースの竹内はスタートをしっかり決めると、攻めた滑りを見せた。旗門をなるべく最短ルートでとり、序盤でスピードに乗ると、最後まで集中力を切らさずにフィニッシュ。だが後続の選手に抜かれて上位16人の圏外に。予選敗退が決まり、競技生活に幕を閉じた。
集大成の五輪を滑り終えた竹内は「引退ってすごく寂しい気持ちというか、悲しい気持ちを置いていくような想像をしていたんですけれども、あの本当におなかいっぱいというか、もう十分って思って終われたことが、本当に幸せな終わり方じゃないかなと思います」と晴れ晴れとした表情をみせた。
また、スノーボードを通じてたくさんの友達に出会えたことがメダル以上の価値と答えた竹内は、「(スノーボードは)本当に教科書みたいな存在で、世界中いろんなところに連れてってくれて、いろんなことを教えてくれた。たくさんの人たちに出会わせてもらえて、(オリンピックの)メダルは最高ですけれども、それ以上にオリンピックを目指したからこそ、スノーボードに出会ったからこそ最高の人生になったと思います」と27年間のアスリート人生を振り返った。