平野歩夢、心配される怪我の状況「痛みとかもまだある状態なので...ベストを尽くすのみ」本番会場で五輪への思い明かす

ミラノ・コルティナオリンピック™に出場するスノーボード・男子ハーフパイプの日本代表が日本時間10日、本番会場で練習を行った。
【競技日程・日本代表一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪が開幕、前回大会の過去最多メダル数「18」を超えられるか?
北京五輪金メダリストの平野歩夢(27、TOKIOインカラミ)も前日に続いて参加し、日本時間12日未明の予選に向けて最終調整を行った。平野歩は1月17日にスイスで行われたW杯で激しく転倒し、骨盤を骨折する怪我を負った。帰国して治療などを行い、ミラノに入った。
この日は現地で初めてインタビュー取材に応じ「怪我明けでなかなか痛みとかもまだある状態なので、練習の中でもやりきれない部分とか、やっぱり痛み出てしまう方向とかもあってそれと結構戦いながら。。。慎重にあまり無理せず滑ってるような感じで合わせてる段階なんですけど、でももう本番に近づいてきて」と現在の状況を明かした。
「雪上(練習)も結構久々だったんで、この調整に時間がかかってるというか」と怪我の状況を踏まえながら練習しているという。
先月、転倒したときを振り返って「いやあ、終わったーとは思いましたね。やっぱオリンピックを控えていたので、帰国してすぐ検査して、二つの骨折と膝も未だに感覚がないような感じで」と話し、「最初のときは膝もなんか2倍ぐらいのサイズになってて、松葉杖だったり、車いす乗ったりみたいな生活が続いてたので、なんかこう気合いとかそういう問題じゃなくなってくるので、すごく先が見えないような、そういう日々の時間はやっぱり長く感じたというか」とこれまでの日々を打ち明けた。
気持ちだけは前向きにと本番を見据える平野。「日に日に良くなることを考えて、何とか今滑れてる状態なんですけど、本調子じゃないようなところはあるので。自分ができるベストを尽くすのみかなという感じですね」と語った。
五輪直前での大怪我も諦めず。「戻れる可能性はゼロじゃなかったので、それが1%でもあるのであれば、この場に足を運び、ここで滑りたいっていう。そのまま終わるよりも自分が悔いなく最後までやり切って、チャンスがあれば諦めずにやり切りたいっていうのがあった」と強い思いを口にした。