渡部暁斗「この競技が本当に好きなんだなって」19位で五輪個人戦に幕 団体へは「出るなら最後全部出し切りたい」【オリンピック】

■ミラノ・コルティナオリンピック™ スキー ノルディック複合男子個人LH 後半クロスカントリー(日本時間17日、テーゼロ・クロスカントリースキー・スタジアム)
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スキー・ノルディック複合、個人ラージヒル(LH)に今季限りで引退を表明している渡部暁斗(37、北野建設SC)が出場し、後半クロスカントリー(距離10㎞)を19位でフィニッシュ。冬季日本勢初の4大会連続メダルを目指すも、表彰台には届かなかった。
個人戦では今レースが五輪最後となった渡部。フィニッシュの瞬間は手を振って会場の声援に応えていた。「最後まで精一杯走って、最後は応援に来てくれた日本の皆さんもいましたし、最後の姿っていうのを見ていただけて、その感謝の気持ちを伝える意味でも手を振ってゴールしました」。
自身の結果について「悔しかった」と話す渡部だが、「自分の持っているものを出し切ろうっていう気持ちで、あまり周りにとらわれず走っていました」とレースを振り返った。続けて「こうやって苦しい中でも、まだ悔しいって思わせてくれる、この競技が本当に好きなんだなっていうふうに思ってます」と前向きに語った。
日本時間19日には団体スプリントが予定されている。渡部は「まだ自分がメンバーになるかわかりませんけど、出るなら最後の最後全部出し切りたいと思いますし、もしメンバーに選ばれなかったとしても全力でサポートしたいなと思います」とチーム一丸で戦う決意を口にした。
今大会、ノーマルヒル(NH)では11位だった渡部。14年のソチ五輪、18年の平昌五輪の2大会連続で個人NH銀メダルを獲得。前回の北京大会(2022年)では個人LHと団体で銅メダルを獲得するなどこれまで五輪は銀2つ銅2つのメダルを獲得している。