女子団体パシュート、女王奪還ならずも銅メダル!髙木「すごく誇らしい」21歳・野明は涙「また強くなって戻ってこれたら」【ミラノオリンピック】

■ミラノ・コルティナオリンピック™ スピードスケート女子パシュート3位決定戦(18日、ミラノ・スピードスケート競技場)
【競技日程・日本代表一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪、メダルラッシュの日本!前回大会の過去最多メダル「18」に並ぶ
スピードスケート女子パシュートの3位決定戦が18日に行われ、日本は2分58秒50でアメリカに勝利し、3大会連続となるメダル獲得、日本は22年北京の18個を上回り史上最多1大会19個目のメダルとなった。
18年の平昌で初の金メダルを獲得、連覇を狙った22年の北京では決勝で転倒というアクシデントで銀メダルと悔しい思いをした。女王奪還を狙う今大会、準決勝ではオランダに0.11秒及ばずに敗退、そこから約2時間、気持ちの整理をして3位決定戦に臨んだ日本。髙木美帆(31、TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(29、ANA)、野明花菜(21、立教大学)の布陣で挑んだ。
選手のスタミナを考えて2番手で野明を起用、レース前には長い時間をかけて、最後の円陣を組んだ。スタートでやや遅れたが、すぐに隊列を整えて、最初の200mでアメリカに0.66の差をつけた。
中盤の1400mでも日本はスピードを保ち、隊列を崩さずにアメリカとの差をつけていった。残り400mで野明がつまずく姿も見られてたが、落ち着いて立て直し、2分58秒50でフィニッシュ。ゴール後には野明がプレッシャーから解き放たれて涙を見せるシーンも。日本が銅メダルを獲得し、3大会連続の表彰台、そして、冬季五輪史上最多となる1大会19個目のメダルを手にした。レースを終えた4人は国旗を持って満面な笑みで観客の歓声に応えていた。
髙木は通算10個目のメダルを獲得。「準決勝で挑んだ結果僅差で負けてしまってたんですけど、その後も気持ちをすぐ切り替えて決勝に挑むことができたかなと思ってて、その結果の銅メダルだと思ってるので、すごく誇らしく思ってます」と振り返った。
佐藤は「いや正直やっぱり悔しい思いももちろんあるんですけど」と噛みしめながら「今日はこの銅メダルを噛み締めて、喜びたいなというふうに思います」と最後は笑顔を見せた。
3位決定戦に出場した野明は「すごく緊張したんですけど、やっぱミスも目立ってましたし4番手として連れてきてもらって、完璧な準備をして完璧なレースをするっていうのが自分のこの2ヶ月のやるべきことだったんですけど、それもうまくできなかったので悔いは残るんですけど。でも先輩たちが繋いでくれて立った自分のスタートラインだったので本当にそれに感謝しかない。自分の経験として、また強くなって戻ってこれたら」と涙ながらに語った。
準々決勝、準決勝を滑った堀川は「準決勝でオランダに負けてしまって、うまく繋げてあげられなかったなっていうのはあったんですけど」と話し、3決定戦の前には野明のヘルメットの紐を結んであげるシーンには「絶対やってくれるなって思いながら閉めました」と笑顔で答えた。
【スピードスケート女子パシュート結果】
金)カナダ
銀)オランダ
銅)日本