犬が見せる『寝不足』サイン3つ 不眠が引き起こす悪影響や熟睡させる秘訣まで
質の良い睡眠は、犬の健康にとって非常に大切なものです。この記事では、犬が見せる寝不足のサインや寝不足による悪影響、熟睡させるためのポイントをまとめて解説したいと思います。
犬が見せる寝不足サイン3つ

1.ぼんやりしてあくびをくり返す
眠気を感じている犬は、人間と同じようにあくびをくり返したり目をショボショボさせながらぼんやりしたりといった様子を見せます。
眠気を感じたときの生理現象なので、多くの犬に見られるものですが、あまりにも頻繁にこうした様子が見られるときは睡眠環境の見直しが必要かもしれません。
ただし、あくびをくり返す行為は、不安やストレスのサインでもあるため、その場の状況や犬の表情などから正しく気持ちを読み取るようにしましょう。
2.疲れやすい
睡眠の大きな役割のひとつが、体力の回復です。疲れたときはたっぷり眠ることで、疲労を回復して体力を蓄えます。
そのため睡眠不足の場合、疲れが溜まっていて体力が十分ではない状態になることがあります。
普段よりも疲れやすく、動くのを嫌がったり散歩や遊びにあまり興味を持たなかったりするときは、睡眠不足になっていないか考えてみてください。
また、寝不足の状態は体にも影響を及ぼすことがあり、胃腸の働きを鈍らせたり自律神経が乱れたりすることがあるとされています。
食欲の低下や嘔吐・下痢などが見られるとき、根本的な原因に睡眠が関わっている可能性もあるということを知っておきましょう。
3.いたずらや攻撃行動が増える
犬も人間も、十分な睡眠がとれていないと判断力や思考力が鈍り、様々な状況に対応することがむずかしくなるとされています。
そのことから気持ちに余裕がなくなり、ちょっとしたことでイライラしたり不快に感じたりするようになって行動にも変化があらわれます。
イライラとした様子が見られたり、実際に吠える・噛むなどの攻撃行動をしたり、普段はしないいたずらをしたりするときは、寝不足によるストレスが原因かもしれません。
不眠が引き起こす犬への悪影響

動物の心身の健康を維持するために、眠ることはとても大切です。
疲れをとって体力を回復することで体の不調を整えることもできますし、脳内の整理をおこなったり精神を安定させたりすることもできます。
そうした効果のある睡眠が不足してしまうと、体力が衰えて免疫力が低下し、体調を崩してしまいやすくなります。
健康な状態であれば影響のないウイルスや菌に体が負けてしまうこともあり、病気が治りにくくなったり重症化したりすることも考えられます。
また、寝不足になるとストレスが溜まりやすくなるため、精神的な余裕や意欲・関心が低下してしまうこともあります。
遊びに興味を示さなくなってうつ状態になったり、ストレスから過剰ないたずらや攻撃行動をするようになったりすることも少なくありません。
寝不足のサインが見られたときは、できるだけ早めに対処して安心して眠れる環境を整えてあげましょう。
犬を熟睡させる秘訣

犬の平均睡眠時間は約12時間だとされています。体力の少ない子犬や老犬の場合は、18時間前後眠ることもめずらしくありません。
もちろん犬それぞれに最適な睡眠時間は異なるため、必ずしもこの時間を眠らなくてもかまわないのですが、寝不足サインが見られるときは目安として参考にしてください。
犬にしっかりと質の良い睡眠をとらせるためには、まず落ち着いて静かに眠れる環境を整えてあげることが大切です。
犬が眠る場所があまりにも騒がしいところでは、物音でこまめに起きてしまうこともあるため、テレビや音響機器、人の出入りの多い扉の近くは避けてベッドを設置しましょう。
また、背面や側面が壁などで囲われている場所にしてあげると、より安心して眠れると思います。
犬が自由に出入りできるような、体に合ったサイズのハウスや屋根付きのケージを用意してあげるのがおすすめです。
ただし、家族から隔離してしまうと寂しさや不安を感じてしまう場合もあるので、リビングの隅など家族の存在を少しだけ感じられるような場所にベッドを置いてあげてください。
さらに、生活リズムを整えてしっかりと眠れるようにするためには、適度な運動をさせたり精神的な刺激を与えたりするといいでしょう。
そのためにも散歩はとても大切で、1日2回、30分ずつを目安に散歩をしたり外で遊んであげたりすることをおすすめします。
まとめ

私たち人間と同じように、犬にとっても睡眠はとても大切なものです。
質の良い睡眠を十分にとることは、犬の気持ちを安定させて健康を維持するために役立つと考えられています。
愛犬の様子を日頃から観察して、寝不足サインにできるだけ早く気付くとともに、睡眠が十分なものか時々見直してあげてみてください。
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