イラン攻撃で「ガソリン価格上昇」も…日本の「エネルギーの生命線」ホルムズ海峡が封鎖 “日本で使う原油の約8割が通過” 家計にも影響、さらなる物価高リスク高まる
アメリカのイラン攻撃で家計にはどのような影響が出るのか?カギを握るのが、ホルムズ海峡の封鎖です。
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都内のガソリンスタンド。きょうは多くの客が訪れていました。
利用客
「イランの件もあって、来週あたり高くなるかもしれない。今、急いで入れに来たところ」
「正直、ただでさえ物価高で結構大変なんで、ちょっと不安はありますよね」
給油した人のほとんどが「満タン」に。アメリカのイラン攻撃でガソリン価格値上がりが、ほぼ確実におきるためです。
その震源地は、ホルムズ海峡です。
黒煙を上げながら傾くのはパラオ船籍のタンカー。ホルムズ海峡で攻撃を受け、炎上している映像です。
イランの南部に隣接するホルムズ海峡。日本で使う原油のおよそ8割が通過するとされるエネルギーの“生命線”です。
イラン海軍はこの海峡を事実上、封鎖したとみられ、日本のタンカーも足止めされています。
日本総研 栂野裕貴 研究員
「大きな経済的影響が出る可能性がある」
これまで1バレル60ドル台だった原油の先物価格は、けさ、一時75ドル近辺まで上昇。日本総研の栂野氏はホルムズ海峡の封鎖が続けば、最大で120ドル台まで上昇する可能性があると指摘します。
その場合、ガソリン価格は1リットルあたり「200円台まで値上がりする」可能性もあるということです。
日本総研 栂野裕貴 研究員
「輸送業はガソリンを使ってものを運ぶ。輸送コストが上がると回り回って世の中の一般的な物価水準を押し上げる」
また、みずほリサーチ&テクノロジーズは、原油価格の上昇が続けば家計の負担は1世帯で平均2万2000円増えると試算。
外国為替市場では円安も進行していて、さらなる物価高のリスクが高まっています。