英国の外務省で活躍し「官邸猫Larry」のよきライバルだった白黒猫が、惜しまれつつ虹の橋を渡る バミューダ諸島

2026-03-11 06:00

英外務省で「ネズミ捕り主任」として活躍した白黒猫Palmerstonが亡くなりました。この猫はロンドン在任中に、首相官邸のネズミ捕り主任Larryとの確執が話題になりました。いったんは引退生活に入ったものの、2025年からバミューダ諸島に赴任し、職場復帰していました。

温厚な性格のすばらしい猫

美しい白黒猫

画像はイメージです

英国外務省の「ネズミ捕り主任」だった白黒猫Palmerstonが、2026年2月12日に赴任先のバミューダ諸島で亡くなりました。

この猫は、2016年に保護団体「Battersea Dogs and Cats Home」から外務省へと引き取られ、官庁街で4年間熱心に勤務を続けたあと、2020年に引退していました。

しかし2025年2月、在外非常勤外交官である「バミューダ新総督の猫関係コンサルタント」として働くため、のんびりした引退から復帰しふたたび活躍していました。

この訃報を受け、PalmerstonのXアカウントには「偉大な外交官」への追悼のメッセージが次のように投稿されています。

「Palmerston(愛称パーミー)は、バミューダの総督官邸チームの特別なメンバーであり、家族の一員としてたいへん深く愛されていました。彼は温厚な性格をもったすばらしい仲間でした。彼の死は本当に惜しまれています」

のんびりした引退生活から復帰

木に登る白黒猫

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この猫は、19世紀の外務大臣で首相も務めたPalmerston子爵にちなんで名付けられました。

しばらくはロンドンの外交官事務所を中心にネズミ捕り任務にいそしみ、その後コロナ禍のときに退去して、2020年に正式に退職していました。

退職後に、当時外務省で最高位にあったSimon McDonald卿に宛てられた手紙には、Palmerstonが新居で木登りや周辺の畑の見回りを楽しんでいるようすが書かれており、「最前線を離れた生活の方がリラックスできて静かで、楽だと感じています。脚光を浴びずにのんびりする時間を、今後ももっと持ちたいと願っています」と述べられていたといいます。

ところがその後、引退以来一緒に暮らしてきたAndrew Murdoch氏がバミューダ諸島の総督に就任したため、Palmerstonも同行することになりました。そして「外交的交渉の末、引退生活から引き戻されました」とSNSで表明しています。

この猫の復帰のニュースは、彼のアカウントをフォローしている約9万9000人のファンを喜ばせました。

首相官邸猫Larryとは「よきライバル」

首相官邸前で勤務中のLarry

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Palmerstonのロンドン在任中にたびたび噂されたのは、首相官邸でネズミ捕り主任を務める猫Larryとの「長く続く確執」です。2匹が顔をあわせたときは大喧嘩になり、大々的に報道されることもあったといいます。2匹は「よきライバル」でした。

それでもPalmerstonの訃報を受け、Larryは「さようなら、わが旧友。愛をこめて」とX上に投稿しています。Larry自身は2026年2月半ばに在任15周年を迎え、これまでに6人もの首相の元で働いてきました。現在、Larryは「英国でもっとも有名な猫」と評されています。

出典:Former Foreign Office cat Palmerston dies in Bermuda

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