猫が思わず『変顔』になってしまうもの4選 クサいと感じているの?フレーメン反応を起こす理由も解説

2026-03-11 12:00

愛猫が時々見せる口を半開きにして驚いたような変顔は、猫が特定のニオイを分析しようとするときに起こす行動です。「フレーメン反応」と呼ばれています。一見すると「クサッ!」と言いたげな顔にも見えますが、実は猫にとってはニオイ情報の詳細を知るための手段なのです。猫がどんなものにフレーメン反応をするのか、見ていきましょう。

猫が「変顔」になるもの4選

フレーメン反応する三毛猫

猫がフレーメン反応を起こすものには、他者が残したニオイや、嗅いだことのない新しいニオイに対して起こることが多いとされています。猫の優れた嗅覚でニオイから「いつ付いたものか」「誰の」「何のニオイ」かを探そうとしているのです。

1.ほかの猫のニオイ

猫がフレーメン反応を起こす最も一般的な原因は、ほかの猫のフェロモンです。フェロモンには、異性を引きつける性フェロモンのほか、顔や肉球から分泌される縄張りを示すもの、肛門腺から分泌される個体識別用のものなど、さまざまな種類があります。

猫の嗅覚では、そのフェロモンが含まれるニオイを嗅いだだけで、相手の性別や健康状態、仲間かどうか、発情状態などがわかります。そして、これらの識別を行うときには、口を半開きのまま静止するのです。

2.人間の汗のニオイ

猫は人間の体臭からも、飼い主の健康状態やホルモンバランス、感情状態などもわかると考えられています。飼い主の靴下や靴を嗅いで、フレーメン反応を起こす猫を見た人もいるでしょう。

中には、ニオイを嗅いだ飼い主の靴下などを、前足でつかんでケリケリしてしまう猫もいます。これは、フレーメン反応によって刺激を受け、興奮状態になることが一因です。人の汗には「イソ吉草酸」という猫の本能的な興奮を引き起こす成分が含まれているからなのです。

3.塩素系漂白剤

キッチンのふきんなどを塩素系で漂白した際に、すすぎが不十分で布類にニオイが残っていると、寄ってきた猫がフレーメン反応をすることがあります。

塩素系漂白剤の成分の一部には、マタタビによく似た化学構造の物質が含まれているため、猫がうっとりしてスリスリしはじめる行動が見られるのです。

ただし、塩素系漂白剤は、揮発成分を吸い込むだけでも中毒を起こすおそれがあります。消毒などで使用する際には必ず換気し、使用後は成分が残らないようしっかりすすぎや水拭きをしてください。

4.新しい家具や布製品など

新しい家具や布製品など外から持ち込まれた物には、製造過程で使用された化学物質や、工場・店舗などで付着した、猫にとって未知のニオイが残っていることがあります。

猫にとっては家の中は自分のなわばりです。家の中に「得体の知れないニオイがするもの」があると落ち着かないため、その正体を確かめるためにニオイを嗅いで情報収集しておく必要があるのです。

猫はなぜフレーメン反応をするの?

猫の鼻のアップ

猫が口を半開きにする「フレーメン反応」は、上あごの裏にあるフェロモン専用の嗅覚器官・ヤコブソン器官に、ニオイの粒子を効率よく送るための反応です。

鼻でクンクンと嗅ぐ通常の嗅覚とは異なり、フレーメン反応はニオイに含まれる化学物質をより精密に読み取るための仕組みです。食事にたとえるなら、ニオイを嗅ぐのが「甘い・辛いといった味を感じる行為」だとすれば、フレーメン反応は「材料や調味料を探る行為」にあたります。

人間にはクサいと感じるニオイにも反応しますが、猫にとってそれは「情報の入ったメモリー」のようなもの。変顔に見えても、実はマジメに情報収集をしているのです。

まとめ

フレーメン反応中の猫

フレーメン反応は、優れた嗅覚による高度な情報収集の方法で、猫だけでなく、牛や馬、羊などの動物でも見られる現象です。ヘンな顔をして固まっている姿は、インパクトが大きいですが、特別な器官を使って、ニオイを詳しく分析しているだけであり、決してクサくてショックを受けているわけではありません。

また、愛猫のフレーメン反応には個体差があります。猫のフレーメン反応はフェロモンへの関心に関わっているため、子猫期にはあまり見られず、成長に伴って生後6ヵ月を過ぎた頃から徐々に現れるようになります。

猫の中には、フレーメン反応をほとんどしないという猫もいます。もし、愛猫に見られたら情報分析中なので、反応が終わるまでそっとしておいてあげましょう。

関連記事

『食パン』をくわえて逃げていく猫→飼い主さんに『回収』されると…笑ってしまう光景が121万再生「可愛い泥棒さんw」「ほっこりした」
苦手な『足の毛のカット』を終えた猫→遠くでパパ猫が用を足す音がして…想定外な『まさかのオチ』に爆笑「ゲラゲラ笑った」「心持ってかれた」
テーブルの陰から『足だけ出ていた猫』→近づいてみたら…凄すぎる『寝相』に「疲れが吹っ飛んだw」「首大丈夫かなw」と笑ってしまう人が続出
元野良猫が『犬といっしょに生活』し始めて1か月→『ごはんの時間』になると…まさかの光景に「一番犬っぽいw」「めっちゃ癒された」と反響
猫を飼うことに『大反対していた夫』が猫にハマった結果…現在の『まさかすぎる行動』に「変態の域までいったね」「仕上がってて草」と爆笑の声

  1. 【青森県で最大震度5強】北海道・青森県・岩手県であわせて9人が重軽傷 22日午後5時半時点 総務省消防庁
  2. 東京メトロ銀座線 全線再開は午後8時ごろになる予定
  3. 【速報】日テレ「シューイチ」等で楽曲使用したとうその報告し「JASRAC」から著作権使用料として計約630万円詐取か 音響効果業務会社の元役員の男逮捕 警視庁
  4. トヨタ 最新のAIエージェント技術を初公開 “心の余裕”を分析して適切なタイミングで注意喚起
  5. 【速報】「国家情報会議」創設法案が衆院・内閣委で可決 中道・国民なども賛成
  6. 【 市川團十郎 】長女・麗禾さんと“夜のディズニー”満喫 「手を繋いで歩いていると なんか勘違いされるくらいの身長にもなってきて、ドギマギもしました」
  7. 酒に酔ってバーの従業員に暴行疑いで逮捕されたラグビー選手の男性を不起訴 東京地検
  8. プルデンシャル生命会見 営業自粛期間「180日間延長」を発表 異例の9か月営業自粛 同グループ「ジブラルタ生命」でも不正疑われる事例が
  9. 【京都男児遺棄】水中ドローンなど使い…警察 2日連続で遺体発見現場から約2キロ地点のため池を捜索
  10. 東京・足立区で道路陥没のおそれ 水道管工事中の地下トンネルに土砂流入で 現在も500mにわたり通行止め 復旧工事のため数日間継続の可能性も
  11. 【 石原詢子 】乳がん治療と並行し3日間の四国ツアー完遂「身体中の細胞が頑張ってる」 不安を乗り越え掴んだ自信
  12. 世界地図が変わる?広く使われている「メルカトル図法」はアフリカなどを縮小して反映… トーゴが「イコールアース図法」への切り替え求め国連決議案提出へ