ガソリン一日で数十円値上げも 新たな補助金導入で今後の価格は?【ひるおび】

ガソリン価格の急騰を受け、昨日、全国各地で駆け込みで給油をする車の行列もできました。
こうした中、原油価格の高騰に対応するため、高市総理は3月16日にも日本単独で石油備蓄を放出すると発表しました。さらに、新たな補助金を導入するとしています。
今後、ガソリン価格はどう変わっていくのでしょうか?
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ガソリン価格 一日で数十円値上げも
ガソリンの平均価格が、4週連続で値上がりしています。
全国のレギュラーガソリンの平均小売価格は4月9日時点で1Lあたり161.8円となっており、160円台をつけるのは3か月ぶりです。
調査した石油情報センターは、「来週は20円以上値上がりし、180円台になる可能性もある」としています。
既に今日(3/12)の時点で180円になっているところもあります。
北海道札幌市のガソリンスタンド 昨日161円➡今日189円
沖縄県那覇市のガソリンスタンド 昨日150円➡今日180円
恵俊彰:
150円から180円って、ちょっと景色が変わりますよね。
弁護士 八代英輝:
ちょっと聞いたことないですよね、一晩でその上がり方は。
世田谷区のガソリンスタンドではー
ひるおびは、環八通り沿いのガソリンスタンド「シンエネ八幡山SS」を取材しました。
今日(12日)のレギュラーガソリンの価格は185円。(12日取材時点)
昨日の価格は157円だったということで、この1日で28円の値上げとなりました。
50Lで計算した場合、昨日なら7850円、今日は9250円と、1400円の差になります。
給油に来た人は、
「普段はもっとガソリンがなくなってから給油をしていたが、価格が上がるというニュースを見て、ガソリンは半分くらいあるけれども入れておこうと思ってやってきた」と話していました。
恵俊彰:
僕もよく使うんですけど、ここ安くて有名ですもんね。
でも安いと言われているここが185円ですから、衝撃ですね。
弁護士 八代英輝:
週明けに予定されている政府の緊急放出によってどれだけ落ち着くのかが焦点ですね。
日本政府 石油備蓄放出&助成金投入へ
高市総理は昨日、原油タンカーがホルムズ海峡を事実上通れない状況が続いていることで、3月下旬以降、日本への原油輸入は大幅に減少する見通しだと話しました。
また、原油価格の高騰により、ガソリン価格が1Lあたり200円を超える水準となる可能性も否めないとしています。
原油価格の高騰に対応するため、高市総理は3月16日にも石油備蓄を放出すると発表しました。
日本の石油備蓄は計254日分ありますが、そのうち国家備蓄の1か月分と、民間備蓄の15日分を放出します。
経済産業省によると、放出量は計8000万バレルと、過去最多になるということです。
さらに19日出荷分から、新たに補助金を投入します。
ガソリンの店頭価格が170円を超えた分について、全額補助する方針です。
ガソリン価格 今後どうなる?
ガソリン価格の今後について、野村総合研究所のエグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏はー
「補助金が導入される19日以降、レギュラーガソリンは1Lあたり170円程度になる。今過熱気味の値上げの動きにはブレーキがかかるだろう。消費者としては慌てて買う必要はない」と話しています。
(ひるおび 2026年3月12日放送より)