与野党攻防ヤマ場「極めて異常な事態」“合意ないまま審議強行が既に14回…” 新年度予算案あす衆院通過方針に野党が反発
国会では、新年度予算案をめぐる与野党の攻防がヤマ場を迎えています。政府・与党はあす、衆議院の通過を強行する構えで、野党は「極めて異常な事態」だと猛反発しています。
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午後の衆議院・予算委員会。高市総理が姿を見せてから1時間以上遅れて始まる混乱の中での開会となりました。その理由は…
国民民主党 浅野哲 衆院議員
「この国会、与野党の合意がないまま委員長職権で審議を強行する、いわゆる職権立てが既に14回を数えています。これは極めて異常な事態であります」
野党が反発しているのは、坂本委員長が新年度予算案の採決の前におこなう締めくくりの質疑をあす、おこなうと職権で決めたからです。
中道改革連合はきょう、“政府の原油価格の高騰対策は不十分”だとして、新年度予算案を組み替えるよう求めました。
中道改革連合 階猛 幹事長
「新年度分のエネルギー価格高騰のための予算を手当すべきではないかということを申し上げております」
高市総理
「現時点で今後の補助金の支給額などの執行見込みを申し上げるというのは困難です。必要があれば、その他の予備費の使用状況なども見極めた上で、今年度の予備費を活用することも否定されるものではないと私は考えております」
政府は▼今月16日にも石油備蓄の放出を始めるほか、▼基金の残高を活用してガソリンの小売価格を全国平均で170円程度に抑制する方針です。
ただ、4月以降については“中東情勢の先行きは予断を許さず、見込みを申し上げるのは困難だ”として、高市総理は新年度予算案の組み替えは否定しました。
政府・与党は新年度予算案をあす、衆議院を通過させる構えで、与野党の攻防がヤマ場を迎えています。