『猫の譲渡会』に行くときに守るべきマナー5選 迎えるまでの流れや必要な準備もご紹介
今回は『猫の譲渡会』に行く際に守るべきマナーを徹底解説!!お迎えまでの流れや心構え、事前に必要な準備なども詳しく紹介いたします。
『猫の譲渡会』で守るべきマナー5選

『猫の譲渡会』は"ずっとのお家"を探す猫たちと、猫と暮らしたい人々を結ぶための大切な架け橋です。そのような特別な場所だからこそ、譲渡会においてはさまざまなルールがあります。
ここでは、実際に足を運ばれる皆様に知ってほしいマナーを5つ紹介いたします。
1.システムについて事前に確認しておく
譲渡会のシステムはまさに三者三様です。主催者側が独自のルールを設けていることも珍しくありません。
気になる譲渡会に足を運ばれる際は、事前にホームページやSNSをチェックし、注意事項を熟知しておいてください。
特に予約の有無に関する確認は重要です。予約制を設けている場合は、予約を済ませてから訪問するようにしてください。
2.許可なく猫に急接近しない・触れない
猫たちは普段とは異なる空気感の中で、とてつもなく緊張しています。中には気が立ってしまったり、興奮気味になってしまう猫もいます。
そんな猫たちの気持ちを汲み、許可なく急接近したり触れたりするのは控えましょう。まずはスタッフさんと話をする中で、こちらの声や雰囲気に慣れてもらえるよう心がけてみてください。
3.騒がしくしない・目を合わせない
猫は聴覚が優れているため、大きな音や騒がしい声が苦手です。中には人間にトラウマを抱えた猫もいるため、身近な猫以上に気を配ってあげてください。
また、初対面の猫に対しては目を合わせないようにするのが無難です。そうすることで敵意がないことが伝わりやすく、印象が良くなります。
特にお子様を連れていく場合は"大事なお約束"と題したすり合わせを行うようにしてください。
4.軽率な発言や自慢話は控える
例えば『私はもう○○年猫を飼っているから』『どうせすぐ慣れるでしょ』『保護猫のことはよく知っている』などという発言は、アピールのつもりでも印象を下げてしまう恐れがあります。
逆に『この子はどんな子なのですか?』『どのような経緯で保護されたのですか?』など、その場にいる猫のことを積極的に尋ねては耳を傾ける姿勢を大切にすると印象がアップするでしょう。
猫も人間のように個性があります。多頭飼育に向く猫もいれば、一生涯にわたって単独でいることが理想となる猫もいます。
譲渡会においては主観的な意見を述べるよりも、これまで大切に育ててこられた方に敬意を払い、聞き役に徹してみてください。
5.香水や香りの強いミストは控える
猫は嗅覚が鋭いので、人工的な香りが苦手な傾向にあります。譲渡会に足を運ぶ際は香水はもちろんのこと、仮に香りが軽いものでもミストやコロンの類は控えるようにしてください。
『正式譲渡』までの流れと事前準備について

里親詐欺や虐待防止の観点から、正式譲渡に至るまでにはいくつかのステップを踏む必要があります。その場で即譲渡とはならないことを理解しておきましょう。
ここからは、譲渡会を通して繋がった猫と家族になるまでの流れや事前準備、心構えなどについて詳しく紹介いたします。
申請と面談
会場でお迎えしたい猫に出会えたら、まず『申請』を行います。そしてその場もしくは後日改めて『面談』が行われます。多くの場合、次のような質問を受けるでしょう。
- 飼い主さんの経済状況
→猫の一生に関わるため
- 飼い主さんの健康状態
→飼育可能な体力があるかどうかを見るため
- 家族皆の同意が得られているか
→不一致がある場合、飼育の継続が困難になる恐れがあるため
- 猫アレルギーの有無
→健康状態とは別に確認される
その他に住環境に関する質問や先住動物がいるかどうか、責任をもって終生飼育に臨む覚悟があるかどうかの確認などをされることが多いでしょう。
自宅の整備
面談が済みトライアルが決定したら、トライアル当日までに自宅の整備(お迎えの準備)を行います。
具体的には脱走防止柵の取り付けやケージの設置、先住動物がいる場合は別室にて受け入れるための準備などがあります。
トライアル
先住動物の有無に関わらず、その家庭に馴染めるかどうかのお試し期間(トライアル)が設けられます。
期間は概ね1週間〜2週間程度です。その間、先住動物がいる場合は慎重にかつ時間をかけて、丁寧に顔合わせを行います。
正式譲渡
このトライアル期間を経た後、いよいよ正式譲渡となります。家族の一員として、たくさんの思い出を作ってあげてください。
譲渡会に出る猫たちの中には、過酷を極める環境(虐待や多頭飼育崩壊など)を経験した猫もいます。もしかしたらその影響、いわゆるトラウマ反応が正式譲渡後に出てくる可能性も否めません。
そんな時は絶えず優しく声をかけ、一緒に乗り越えてあげてください。
もし気になることがあれば、遠慮なく出身施設(保護猫カフェやシェルター)に尋ねるようにしてください。克服のためのヒントが見つかるかもしれません。
譲渡の際に費用が発生する場合がある
おそらく多くの施設では、これまでにかかった飼育費用(ワクチン代や一定の治療費)などを請求されるでしょう。
概ね15,000円〜50,000円程度が相場となるので、これを大きく上回るようであれば、詳細について尋ねてください。
家族一丸となって育てる
常に家族の誰かがひとりでお世話をするのではなく、皆さんで協力しあって育ててあげてください。
猫は人の言葉を話すことはできません。それでも愛情は雰囲気や言葉のニュアンスから伝わっています。『おはよう』から『おやすみ』までの何気ない日常を、共に楽しく幸せに過ごしていけるといいですね。
まとめ

今回は譲渡会におけるマナーや、正式譲渡に至るまでの流れを紹介いたしました。
譲渡会は譲渡する側(会の主催者側)にとっても特別な意味を持ちます。中には思い入れが強すぎるあまり、面談での質問が厳しくなってしまうことがあります。そこも含めお互いに良い面を見つけ出し、認識をすり合わせていけると良いですね。
最後に面談のマナーを少し紹介させていただきます。まずは嘘をつかないことです。聞かれた内容には真摯に答えるようにしてください。逆に質問がある場合は高圧的な態度を取らず、丁寧に尋ねるよう心がけてください。
譲渡会では既に"面接が始まっている"と捉えたほうがいいでしょう。本編でも紹介したように会場入りしている猫に関心を寄せること、柔らかな物腰で話すこと、猫に対してグイグイ迫らないことがマナー(面談突破のコツ)です。
ご家族で意見を合わせ、以上のようなポイントを意識しながら足を運んでみてください。
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