ホルムズ海峡でイラン革命防衛隊が「船舶を拿捕」 覆面の武装隊員が次々と船内へ…銃構える様子も トランプ大統領は停戦延長3~5日の考えか
アメリカとイランによる協議の行方が注目されるなか、緊張が続くホルムズ海峡でイランの軍事精鋭部隊・革命防衛隊が2隻の船舶を拿捕したと発表しました。
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巨大な貨物船の脇につける1隻のボート。はしごをかけると、覆面をした武装隊員が次々と船内へと入っていきました。これは、イランの国営メディアが公開した、革命防衛隊がホルムズ海峡で船舶を拿捕したとする映像です。銃を構え、操舵室に突入していく様子も映されています。
イランメディアによりますと、22日に3隻の船舶が攻撃を受け、革命防衛隊が2隻を拿捕したということです。
拿捕されたうちの1隻はギリシャの企業のコンテナ船だと伝えられていますが、ギリシャの外相は「拿捕されたかは分かっていない」とアメリカメディアに話しています。
また、アメリカのシンクタンクは、19日にアメリカ軍がイランの船を拿捕したことを受け、革命防衛隊がホルムズ海峡に対する「支配」を誇示するために行動した可能性があると分析しています。
こうしたなか、トランプ大統領が21日に発表したイランとの停戦の延長についてこんな報道が。
アメリカ政府関係者
「トランプ大統領は(停戦を)3日間~5日間認める考えだ」
政府関係者の話として伝えたもので、この理由について「イラン側に時間を与えるためだ」としたうえで、「無期限にはならないだろう」との見通しを示したということです。
ただ、ホワイトハウス報道官はこれを強く否定し、「イランは弱い立場にあり、主導権はトランプ大統領にある」と主張しています。
一方、イランのペゼシュキアン大統領は声明で「イランは対話を歓迎する」と強調する一方、アメリカを念頭に「合意違反や脅しなどが、交渉の主な障害だ」と非難していて、協議の先行きは見通せない状況です。