コスパ・タイパを文字で強調!ドン・キホーテ新業態「ロビン・フッド」 一目でわかるPBと客を迷わせない戦略とは【Nスタ解説】
きょう(24日)、ドン・キホーテを運営する会社が“食品特化型スーパー”をオープンさせました。キーワードは「安くて」「お得」で、「速くて」「楽」だそうです。
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“ドンキ” の新スーパー「安・得・速・楽」
日比麻音子キャスター:
『ドン・キホーテ』の運営会社による新業態、『ロビン・フッド』の1号店が愛知県あま市にオープンしました。
ドン・キホーテは“驚きの安さ”でしたが、『ロビン・フッド』では“驚きの楽さ”を売りにしていて、客を迷わせずにスピーディーに買い物ができるように工夫されています。
プライベートブランドの商品パッケージには『楽』『速』『得』『安』と4つの部類にわけて大きく表示されていて、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを重視した買い物ができるそうです。
国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
迷わずに買い物ができるというのが良いと思います。人口減少や高齢化の中で、どのスーパーも顧客をどう引き寄せるか。その工夫がこのような形で表れたのではないでしょうか。
「食品以外も充実」特徴的な店内レイアウト
日比キャスター:
1号店の『ロビン・フッド甚目寺店』は、店舗の出入り口にコスメや衣服、家電や雑貨が並び、その先が食料品売り場という作りになっています。
店内の比重は食料品が6割、残りの4割はコスメや雑貨、日用品のエリアとなっています。
流通経済研究所の池田満寿次上席研究員は「安い食料品で客を呼び、利益率の高い日用品などの“ついで買い”を狙っている。各社が惣菜・冷食を増やし、食品以外を減らしている中、差別化にもなるのでは」と話します。
今後の展開について、『ドン・キホーテ』の運営会社は7月にスーパー『オリンピック』の買収を予定しています。
約120店舗ある『オリンピック』の半分程度を『ロビン・フッド』に転換し、2035年までに200店舗から300店舗まで増やすということです。
単身・高齢化狙いの“小型スーパー”
日比キャスター:
一方、小型スーパーにも注目が集まっています。
流通経済研究所の池田満寿次上席研究員によると、「単身・高齢世帯がターゲットの『小型スーパー』が新しいビジネスモデルになっている」と言います。
【トライアルGO】
・福岡発の小型スーパー
・2025年11月 都内に2店舗出店
・2026年2月 5店舗に拡大
【オトナリマート】
・『ベイシア』の新業態
・2026年2月 群馬県伊勢崎市にオープン
・納豆パックや卵を1個から販売するなど“おひとりさま”狙い
・2028年以降、300店舗を目指す
【Lミニマート】
・『ローソン』の新業態
・『ローソンストア100』を一部改装し拡大へ
・新鮮な野菜や肉、冷凍食品が充実
南波雅俊キャスター:
私は単身世帯なので卵を1個だけ購入できるのは非常に助かります。
山内あゆキャスター:
首都圏には『マルエツ プチ』や『まいばすけっと』といった小型スーパーがある中、競争が厳しくなりそうですね。
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<プロフィール>
堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説