「物価の優等生」が再び最高値に 卵に鶏もも肉…食品価格の高止まりはいつまで続く?【Nスタ解説】
「物価の優等生」が再び最高値に。
【写真を見る】ゆずの香りがするたまごに…“メレンゲTKG” 人気のたまごかけごはん専門店
農林水産省の調査によると、卵の価格が1パック平均309円と過去最高値に。さらに、鶏もも肉も最高値を更新です。
たまごと鶏肉のダブル高騰 たまご食べ放題の店は…
シンプルだけど、無限の可能性を秘めた「たまごかけごはん」、略してTKG。
この日、東京・吉祥寺にあるたまごかけごはん専門店「吉祥寺TKG たまごのおはなし」には、希少な卵がずらり。好きな卵を選ぶバイキング式のランチです。
ここの目玉メニューは、白身をふわっふわのメレンゲにして食べる新食感TKGです。
この店では、多い日で1日200個ほど消費するといいます。
吉祥寺TKG たまごのおはなし 代表 土山俊郎さん
「もともと卵は(物価の)優等生と言われていて、安くお客さんに提供したくて始めたんですけど」
卵の価格は、5年前にオープンした当時と比べ、約2倍になったといいます。さらに、追い打ちをかけているのが、鶏肉の高騰です。
吉祥寺TKG たまごのおはなし 代表 土山俊郎さん
「来月(6月)から鶏肉に関して、値上がりの見込みがあると業者から聞いている。卵の高騰に対して、その策としてうった鶏肉だったが、結局はいま両方とも厳しいという現状」
崎陽軒「横濱チャーハン」から鶏肉が消える? 20年ぶりのメニュー変更
その影響は、“旅のお供”の定番商品にも。
シウマイ弁当でお馴染みの「崎陽軒」では、半世紀以上のロングセラーとなっている、鶏肉のチリソースが入った「横濱チャーハン」(890円)が20年ぶりにメニューを変更します。
6月1日から、「鶏のチリソース」が「小エビのチリソース」に。さらに、チャーハンにトッピングされていたエビがなくなるのです。
崎陽軒 広報担当 鈴木莉緒さん
「鶏肉を中心とする原材料や、付属のプラスチックスプーンや折などの包材、並びに諸経費の高騰が続いており、価格を据え置くということで今回、内容の変更をさせてもらう」
卵の価格は過去最高値に…1パック230円のお得な穴場も
農林水産省が19日に発表した食品価格の動向調査によると、5月11日~13日の鶏肉100gの平均販売価格は、「154円」と平年より14%高くなりました。
また、かつて“物価の優等生”と呼ばれた卵は、1パック309円に。これは、平年より21%高く、過去最高値に並びました。
そうした中、平均価格より79円も安い、1パック230円のお得な穴場を発見しました。
神奈川県相模原市にある、養鶏場の直売所「おがわのたまご直売所」では、殻に少しざらつきやシミがあるだけ、という理由で出荷していない“ワケあり”卵を激安で販売。
客
「見た目がちょっと悪いというだけで、中身は全然問題ないので」
毎日、10~15パックほど用意するという“ワケあり”卵。取材した日はオープンから約2時間で売り切れました。
生活に欠かせない卵など食品価格の高止まり。この状況はいつまで続くのでしょうか。