「2027年問題」で“格安エアコン”が消える?価格高騰前に知りたい“損しない買い替え時”と梅雨対策【Nスタ解説】
季節外れの暑さで、エアコンの買い替えを検討する人が増えています。
しかしこの動き、暑さのせいだけではありません。2027年4月から“格安エアコン”が店頭から消えるかもしれません。
エアコン 今年中に買い換えるべき?
山形純菜キャスター:
2027年4月からエアコンの省エネ基準が引き上げられ、メーカーはより高性能な製品開発を求められることになり、結果としてエアコンの価格が上がる可能性があるというのが、エアコンの「2027年問題」です。
ただ、現在使用しているエアコンは引き続き使用可能です。修理についても、製造終了後から約10年は部品保有期間があるため、問題はないということです。
テックマークジャパン 総合家電エンジニアの本多宏行さんにエアコンの買い換え時期の目安を聞きました。
【使用年数5年未満の場合】
・焦って買い換える必要はない
・エアコンの平均使用年数は14.2年(内閣府 2025年調査)
【使用年数10年以上の場合】
・買い換え検討の目安にしてもいいのでは
・今後故障のリスクが増えていくため、買い換えが家計にプラスになる場合も
今買う?まだ待つ?買い換えのタイミング
では、どのタイミングで、どのエアコンを買うとお得なのでしょうか。
経産省 資源エネルギー庁の試算によると、新基準を満たしたエアコンは、これまでのエアコンよりも省エネ性能が向上するため、光熱費の削減効果が期待されるということです。
【寝室(6畳用)の新基準エアコン】
・年間2760円安くなる
・14年(平均使用年数)使うと3万8640円安くなる
【リビング(14畳用)の新基準エアコン】
・年間1万2600円安くなる
・14年(平均使用年数)使うと17万6400円安くなる
買い換えるならどちらがお得なのでしょうか。テックマークジャパン 総合家電エンジニアの本多さんによると、「ポイントは部屋の広さ・使用頻度」ということです。長くよく使う部屋ほど、新基準のエアコンの方がメリットが大きいと言います。
▼寝室:これまでの格安エアコン
▼リビング:よく使うので新基準のエアコンに買い換えるのがオススメ
この梅雨を快適に過ごすには?
山形キャスター:
テックマークジャパン 総合家電エンジニアの本多さんによると、「梅雨こそ除湿運転(ドライ)が効果的」だと言います。
その効果として有識者によると、「湿度が20%下がると、体感温度は4℃下がる」ということです。(ダイキンHPより)
ただ、冷房で除湿を使うと、急に部屋が寒くなるという心配があります。
本多さんのおすすめは、「空気清浄機に付いている除湿機能を使うこと」。空気清浄機の除湿機能は出力が低いので、ゆっくり除湿されるため、温度もゆるやかに下がっていくということです。
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<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学 准教授
専門は経済思想・社会思想
著書『人新世の「資本論」』50万部超のベストセラー