2025年の出生数67万1236人 統計開始以降で最少、東京都は10年ぶり増加も…合計特殊出生率「0.96」全国最低【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-06-03 21:03

去年1年間に生まれた子どもの数は、約67万人で、統計開始以降、最も少なくなりました。1人の女性が生涯で出産する子どもの数も、1.14と過去最低です。

【写真を見る】今と昔(10年前)を比較!子どもの数、母親の平均年齢は…

出生数 10年連続の減少、過去最少に

厚生労働省によりますと、2025年1年間に生まれた日本人の子どもの数は、前の年から1万4937人減って、67万1236人となりました。

10年連続の減少で、1899年に統計を取り始めてから最も少なくなっています。

また、1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す2025年の「合計特殊出生率」は、前の年から0.01ポイント下がって1.14となりました。

こちらも10年連続の減少で、1947年の統計開始以降、最も低くなっています。

厚労省は「出生数の減少幅は緩やかになっているが、少子化に歯止めがかかっていない状況を重く受け止めている」などと話しています。

東京都については、2025年の出生数が、前の年から857人増えて8万5064人となり、10年ぶりの増加となりました。

ただ、東京都の合計特殊出生率は0.96で前の年と同じでした。

「出産・子育て支援」手厚い東京でも…

井上貴博キャスター:
少子化が加速しています。

6月3日に発表されました「2025年人口動態統計」によりますと、
▼生まれた子どもの数:67万1236人
▼合計特殊出生率:過去最低の1.14
▼母の平均年齢(第一子出産時):31.0歳

10年前のデータ(2015年)では、
▼生まれた子どもの数:100万5721人
▼合計特殊出生率:1.45
▼母の平均年齢(第一子出産時):30.7歳

東京都のケースでは、
▼生まれた子どもの数:8万5064人(10年ぶりに増加、前年比857人増)
▼合計特殊出生率:0.96(全都道府県で最も低い)

東京都担当者は「都市部では晩婚・晩産の傾向があり、未婚女性が多く流入」と分析しています。

東京都は「出産・子育て支援」は手厚いです。

▼妊娠時出産後などの支援:30万円相当(※条件有り)
▼0~18歳までの子ども:月額5000円支給 など

しかし、その支援があっても少子化対策に繋がらない難しさがあります。

出水麻衣キャスター:
結婚・出産に関して、金銭的な不安があって踏み切れないという男性・女性の意見も聞きます。また、「働きたい」といった金銭的以外の支援も整えていただけたら、少し数字も改善するのではないかなと思います。

井上キャスター:
経済的な理由で産みたいけれども産めないということがなくなる社会の仕組み。20代、30代の中間層の手取りをいかに増やすか、ここは非常に重要なポイントだと感じます。

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