猫の『里親』になるための審査が厳しい理由3つ 必要となる条件や心得まで
猫の里親になりたいと思っても、簡単になれるわけではありません。厳しい審査に通らなければならないのです。猫の里親になるために、なぜ厳しい審査があるのでしょうか?猫の里親になるために必要な条件や心得と合わせて解説します。
猫の里親になるための審査が厳しい理由3つ

猫の里親募集に応募しようと思ったものの、審査の厳しさに諦めてしまったという人もいるかもしれません。猫の里親になるための審査が厳しいのは、次の理由があるからです。
1.保護団体の責任があるから
猫を保護した団体は、その猫に対して責任を負っています。里親募集の際に審査を厳しくするのは、保護団体が責任を果たすために必要なことなのです。
保護団体では、多くの保護猫を抱えていることが少なくありません。保護猫をできるだけ早く里親につなげる必要がありますが、安易に渡してしまうと猫が再び不幸になってしまう恐れがあります。そのためにも、厳しい審査を設けて適性を判断しているのです。
2.譲渡後のトラブルを防ぐため
保護団体から猫を引き取ったらそれで終了、どのような飼い方をしても里親の自由というわけではありません。
保護団体は、譲渡した猫のその後も気にかけています。写真の提供や連絡を求められたり、脱走防止対策や定期的なワクチン接種なども条件になっていることがあります。それらをよく理解していないと、トラブルに発展しかねません。
猫の飼育にはそれなりの費用もかかります。病気やケガをすれば公的な健康保険がないので医療費も自己負担です。こんなはずではなかったと、猫を返すケースもあります。そのため、事前に厳しい審査に通ることが必要なのです。
3.猫の幸せを第一に願って
保護された猫は、過去に悲しい経験をしていることが多いです。里親になる審査が甘いと、新しい飼い主のもとで再び虐待を受けたり、捨てられてしまうことがあるかもしれません。
保護団体は、保護猫が二度と同じ目に遭わないよう、慎重に里親を選ぶのです。それも、猫たちの幸せを第一に願ってのことなのです。
また、保護猫たちは、保護団体が保護し、愛情を持ってお世話をしてきた子たちです。ときには瀕死の状態から救った猫もいます。そんな大切な猫たちを譲渡する先は、条件に合った信頼できる相手であることが大切なのです。
猫の里親になるために必要な条件

猫の里親募集で多くの保護団体が条件としているのが、ペット可の物件であることはもちろん、完全室内飼育(脱走防止策)、家族全員の同意があること、必要な医療を受けさせることなどです。年齢制限があったり、ひとり暮らしは不可というところもあります。
猫を途中で飼えなくなる恐れがある場合は、譲渡できないということです。また、猫を飼うための環境が整っていること、最後まで猫の面倒を見られることも重要です。
猫の里親になるために必要な心得

猫を、ただ「かわいいから」という理由だけで飼うことはできません。猫の里親になるということは、生涯にわたってその猫の命に責任を持つということです。
猫と暮らしていると、家具をボロボロにされることもあります。毛玉を吐いたり粗相をして床を汚すこともあります。食事やトイレのお世話も欠かせません。お腹がすいた猫に朝早くから起こされることもあるでしょう。病気やケガをすることもあります。高齢になれば介護が必要になることもあるのです。
それらを踏まえて、最後まで面倒を見られるかどうか、よく考えてみる必要があります。大事なのは、猫の習性を知り、猫に合わせてあげられるかどうかです。
まとめ

保護猫を保護団体から迎えようという場合、その審査の厳しさにびっくりするかも知れません。ただ、保護団体によっては条件が異なります。
ひとつの保護団体だけで諦めてしまうのではなく、自分に合った条件があるところを探してみましょう。お互いに信頼関係を築くことも大切です。
命を預かるということは簡単なことではありません。保護団体から責任を受け継ぎ、熱意と愛情を持って猫を幸せにしてあげてくださいね。
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