メッシか、エムバペか、ハーランドか得点王争いはすでに激化!上田綺世は9位 “決めるべき人が決めた”GS第2戦終了【W杯】

■FIFAワールドカップ2026 グループステージ第2戦(日本時間19日~24日)
【W杯日程&結果】“4年に1度のサッカーの祭典”開幕へ!39日間全104試合の熱戦
4年に1度のサッカーの祭典「ワールドカップ(W杯)北中米大会」、開幕から約2週間が経過し日本時間24日、グループKのコロンビア対コンゴ民主共和国の試合を最後に48チームすべてが第2戦を終えた。すでに個人タイトルとして最高峰と称されるW杯得点王の争いが激化している。
グループFの日本代表(FIFAランク18位)は1勝1分けで2戦を終え勝ち点「4」、グループ2位につけている。第2戦のチュニジア戦では日本代表史上最多の4得点。その中で、鎌田大地(29)は2試合連続ゴール、上田綺世(27)はW杯初ゴールにして1試合で2ゴールあげた。
この2人のように、今大会は2試合で複数得点を決めている選手が多数。ストライカーの世界的地位を確立する栄誉ある賞で、前回大会はフランス代表のFWキリアン・エムバペが受賞しているW杯の得点王「ゴールデンブーツ」が、誰の手に渡るか注目される。
現在、単独トップに立っているのが6大会連続出場のアルゼンチン代表(同1位)、リオネル・メッシ(39)。初戦でW杯自身初、さらに史上最年長となるハットトリック(3ゴール)を達成、2戦目でも2ゴールをあげた。前回のカタール大会は大会を通じて(全7試合)7ゴールだったのに対し、今大会は2試合ですでに5ゴールと前回大会を超す勢いだ。今大会のアルゼンチン代表はすべてメッシのゴールのみで勝利している。もし、メッシがゴールデンブーツを獲得すると、“神の子”が唯一手に入れていなかった称号を手にすることとなる。6月24日が誕生日のメッシが、グループステージ最終戦のヨルダン(同63位)戦(日本時間28日)で、39歳初ゴールとなるかが注目される。
勢い止まらぬメッシを追うのが、前回得点王のフランスのエムバペと“怪物”と称されるノルウェー代表のエース、アーリング・ハーランド(25)だ。共に2試合で4ゴールと躍動している。エムバペは、今大会も受賞すれば史上初の2大会連続での得点王となる。ハーランドは195cm、88kgという体格に対し、脅威のスピード力に、ゴールを量産する姿から“怪物”と称される。プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属し、25-26シーズンは35試合で27ゴールをあげ3度目の得点王に輝いたほか、25年12月に111試合目で通算100ゴールを達成、これはプレミア史上最速となる記録だ。出場時間の短さでエムバペが2位につけているが、今後の得点で覆る可能性も大いにある。
2試合で2ゴール1アシストを決めている日本代表の上田は現状9位でトップ10入り。W杯における日本人最多得点者は本田圭佑の4ゴールだが、これは2010年からの3大会を通しての得点。1大会で3得点以上している日本人選手はいないため、上田が次戦以降1ゴールでもあげれば1大会での日本人史上最多得点となる。
得点ランキング トップ10 第2戦終了時点
1 リオネル・メッシ(アルゼンチン) 5得点、0アシスト
2 キリアン・エムバペ(フランス) 4得点、0アシスト※
3 アーリング・ハーランド(ノルウェー) 4得点、0アシスト※
4 デニズ・ウンダフ(ドイツ) 3得点、2アシスト
5 ジョナサン・デイビッド(カナダ) 3得点、0アシスト
6 クリセンシオ・サマービル(オランダ) 2得点、1アシスト※
7 ミケル・オジャルサバル(スペイン) 2得点、1アシスト※
8 マクシ・アラウホ(ウルグアイ) 2得点、1アシスト※
9 上田綺世(日本) 2得点、1アシスト※
10 コディ・ガクポ(オランダ) 2得点、1アシスト※
※得点数、アシスト数が同数の場合、出場時間が短い順となる
さらに今大会は、注目選手たちがゴールをあげているのが特徴だ。その筆頭が、ポルトガル代表(同5位)のクリスティアーノ・ロナウド(41)。初戦は不発に終わったC.ロナウドだが、第2戦のウズベキスタン(同50位)戦で爆発。前半6分、ボールを受けたC.ロナウドはダイレクトで右足を振り抜き先制点を奪った。これが自身6大会連続ゴールとなり、史上初の偉業を達成した。さらに同39分にも追加点をあげたC.ロナウドは1試合で2ゴールと調子をあげてきた。
また、18歳の“神童”も力を見せている。スペイン代表のラミネ・ヤマル(18)はスペインの名門・バルセロナに所属し、クラブ史上最年少の当時15歳でトップチームデビューを飾った。さらに代表デビューは23年9月、スペイン代表史上最年少での出場、最年少得点記録を樹立するなど数々の最年少記録を塗り替えてきた、まさに“神童”。ヤマルはW杯前の4月に左足を痛めたが本大会に間に合った。初戦は途中出場でゴールを奪えなかったが、第2戦では初の先発出場を果たし、前半10分、久保建英の同僚、ミケル・オジャルサバルのクロスを滑り込みでゴールに押し込んだ。チームとして今大会初の先制点となったこのゴールは、ヤマルにとってW杯初ゴール。18歳343日での初ゴールは、18歳357日のメッシよりも早いW杯史上8番目の記録となる。ヤマルの最年少記録の塗り替えにも期待がかかる。
第2戦終了時点で決勝トーナメント進出が決まったチームは7チーム。開催国であるアメリカとメキシコは共にグループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。日本代表は、日本時間26日、スウェーデン(同38位)との1戦で、引き分け以上で自力の決勝トーナメント進出が決まる。
第2戦終了時点の順位表
【グループA】第2戦終了時点
メキシコ 勝ち点6 ※決勝T進出
韓国 勝ち点3
チェコ 勝ち点1(得失点差-1)
南アフリカ 勝ち点1(得失点差-2)
【グループB】
カナダ 勝ち点4(得失点差 6)
スイス 勝ち点4(得失点差 3)
ボスニア・ヘルツェゴビナ 勝ち点1(得失点差-3)
カタール 勝ち点1(得失点差-6)
【グループC】
ブラジル 勝ち点4(得失点差 3)
モロッコ 勝ち点4(得失点差 1)
スコットランド 勝ち点3
ハイチ 勝ち点0
【グループD】
アメリカ 勝ち点6 ※決勝T進出
オーストラリア 勝ち点3(得失点差 0)
パラグアイ 勝ち点3(得失点差-2)
トルコ 勝ち点0
【グループE】
ドイツ 勝ち点6 ※決勝T進出
コートジボワール 勝ち点3
エクアドル 勝ち点1(得失点差-1)
キュラソー 勝ち点1(得失点差-6)
【グループF】
オランダ 勝ち点4(得失点差 4、総得点 7)
日本 勝ち点4(得失点差 4、総得点 6)
スウェーデン 勝ち点3
チュニジア 勝ち点0
【グループG】
エジプト 勝ち点4
イラン 勝ち点2(得失点差 0、総得点 2)
ベルギー 勝ち点2(得失点差 0、総得点 1)
ニュージーランド 勝ち点1
【グループH】
スペイン 勝ち点4
ウルグアイ 勝ち点2(得失点差 0、総得点 3)
カーボベルデ 勝ち点2(得失点差 0、総得点 2)
サウジアラビア 勝ち点1
【グループI】
フランス 勝ち点6(得失点差 5) ※決勝T進出
ノルウェー 勝ち点6(得失点差 4) ※決勝T進出
セネガル 勝ち点0(得失点差-3)
イラク 勝ち点0(得失点差-6)
【グループJ】
アルゼンチン 勝ち点6 ※決勝T進出
オーストリア 勝ち点3(得失点差 0)
アルジェリア 勝ち点3(得失点差-2)
ヨルダン 勝ち点0
【グループK】
コロンビア 勝ち点6 ※決勝T進出
コンゴ民主共和国 勝ち点4
ポルトガル 勝ち点1
ウズベキスタン 勝ち点0
【グループL】
イングランド 勝ち点4(得失点差 2)
ガーナ 勝ち点4(得失点差 1)
クロアチア 勝ち点3
パナマ 勝ち点0