全国「地域元気指数調査2025」を発表、幸せ指数は調査開始以来の最低値へ

2026-06-30 17:22

全国の住民が地域の元気度や自身の幸せ度を評価する「地域元気指数調査」が、10回目の節目を迎えました。

調査の背景と概要

地域元気指数調査は、全国の男女約10万人を対象に、居住地域の元気度と個人の幸せ度を1〜10点で採点してもらう独自の調査です。株式会社アール・ピー・アイが2016年から毎年実施しており、住民の評価を「見える化」することで、学術研究や自治体の施策立案に活用されています。

調査名称:地域元気指数調査
実施回数:第10回
対象者:全国の男女約10万人
評価方法:現在暮らす地域がどのくらい元気か、自分がどのくらい幸せかを1〜10点で採点

調査結果の主なポイント

2025年の調査結果では、地域元気指数は5.69と底堅さを維持した一方、幸せ指数は5.96となり、調査開始以来の最低値を記録しました。物価高や自然災害への警戒感といった社会経済情勢の不安が影響していると考えられます。

年代別では、20代男性や20〜30代女性において地域元気指数および幸せ指数が向上する傾向が見られました。都道府県別の地域元気指数ランキングでは、1位が沖縄県(6.26)、2位が東京都(6.21)、3位が神奈川県(5.94)となりました。特に石川県は、昨年の震災からの回復として上昇幅トップを記録しています。

地域評価の動向と今後の兆し

地域元気の評価要素を分析すると、「自然が豊か」「犯罪や事故が少ない」といった項目は低下傾向にあるものの、「音楽や文化・芸術活動が盛ん」(+0.9pt)や「外国人旅行者が増加」(+0.8pt)は上昇しています。また、規模を問わず図書館の満足度が高い市町村において、充実した行政サービスが住民の幸福度を支えていることも明らかになりました。

まとめ

10回目となる本調査では、地域の活力は維持されているものの、社会情勢への不安から幸せ指数が低下傾向にある実態が浮き彫りとなりました。今後も住民の評価を可視化し、地域の活性化に向けた基礎資料として提供されます。
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