連日の被害「逃げようと思ったらクマが目の前でグワーッと…」7針縫った猟友会メンバー 対策は?“胸の模様”で個体識別 クマの全国統一のカメラ調査始まる【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-07-01 11:52

連日発生しているクマによる被害。京都で40代の男性が襲われました。クマとのトラブルをどう減らすのか、国は新たな調査を始めました。ポイントは、立ち上がると胸に浮かぶ「月の模様」です。

【写真を見る】個体を識別するクマの胸の模様

「クマが目の前でぐわーって」猟友会の男性が被害

クマに襲われた男性
「あのクマのスピード、ようテレビとかで言ってるけど、恐ろしいスピードだなって実感。逃げなあかんかと思ったら、もう僕の目の前に来て、ぐわーって言って口開けて、僕をばーっと噛みに」

京都市で猟友会に所属する男性。30日、猟犬を連れ、シカなどから農作物を守るため有害鳥獣の捕獲事業を行っている時にクマに遭遇、右腕を噛まれました。

クマに襲われた男性
「噛まれてクマの頭を掴んでこの状態だったんですけど、うちの犬が後ろから回って、クマのお尻辺りを噛んだ。クマが僕を離して」

7針縫う大けが。クマはその後山奥へ逃げていったといいます。

今やクマと遭遇するのは山だけではありません。京都の観光地、天橋立や市街地にも出没。被害も相次いでいます。

クマ個体数の正確な把握へ 全国統一のカメラ調査を実施

こうしたトラブルを減らすにはどうしたらいいのか。

重要なのは、クマの個体数を正確に把握すること。そのための取り組みが始まりました。

仙台市の山林、木にカメラが設置されています。

これまで、調査の時期や方法は都道府県でバラバラ。そこで環境省は全国統一のカメラ調査を実施し、クマの個体数を把握して、対策につなげようという考えです。

使うのは、カメラとクマをおびき寄せるエサ。「カメラトラップ」と呼ばれる調査方法です。

まず、クマが出没するエリアに、複数のカメラを設置。カメラの前には、エサを仕掛けます。

クマがエサを取ろうと立ち上がった際に胸の模様を撮影することで、個体を識別する仕組みです。

さらに、別のカメラではクマがその場所を訪れる頻度も記録。こうしたデータを掛け合わせることで、正確な数の把握を行います。

環境省 鳥獣保護管理室 高橋優さん
「何頭であればそれぞれの地域で許容できるというか、生息が可能なのかを地域の住民の方々や地域のご意見も合わせて検討した上で、そのためには何頭捕獲しなくてはいけないのかというところを出していく」

「カメラトラップ」を2025年に導入した埼玉県では、実績があがっています。

記録されていたのは、ハチミツを狙うツキノワグマ。

ポイントは、立ち上がるとみえる胸にある白い模様。模様は個体ごとにさまざまです。

この方法で埼玉県が2025年度に把握したクマの個体数は最大で約690頭。これは、5年前に別の方法で把握できた数の4倍以上にのぼります。

環境省は今後、800台以上のカメラを各地に設置する予定です。

  1. 犬にとって危険な『秋の植物』5選 散歩中に拾い食いさせないための対策とは?
  2. 巨人の新監督に松井秀喜氏が就任へ 過去に長嶋茂雄さんは「巨人軍の監督になってくれたらいいな」と思い語る
  3. 『VIVANT』別班員・廣瀬役【珠城りょう】共演者とのオフショット公開「自分の撮影がない日でも現場にいる勉強熱心なドラムくん」
  4. 台風30号 暴風や横殴りの雨の石垣島 宮古島市で女性骨折の大けが 八重山地方中心に3630世帯が停電
  5. 【PHPショック】「妊婦さんの緊急電話、繋がらない可能性も」影響は産婦人科にも…世界中でウェブサービス停止【news23】
  6. 10/22~10/24 東京建物 大手町タワー@大手町の森で文化祭♪ 森の市2026―都市の森で同期する―で木材アート即売 森グルメ 一品物市 DJタイム…五感で楽しむ3日間へ◎
  7. 今年度の文化勲章に作曲家の都倉俊一さん ピンク・レディーらに楽曲提供 文化功労者にはプロゴルファーの岡本綾子さんら ノーベル化学賞・硤合憲三さんはダブル受章
  8. 「ルッキズムな世界だから…」糖尿病治療薬マンジャロなど不正販売か 薬局責任者の女ら2人を逮捕【news23】
  9. ソフトバンクのドラ1・鈴木泰成「ホークスを代表するような選手に」くじ引き当てた城島健司CBO「さすが大学No.1」
  10. 【速報】政府 長生炭鉱の遺骨DNA調査「身元の特定には至らず」と発表
  1. 中国政府と関係するハッカー集団がAIツール「ARTEX」を悪用し世界中の企業などにサイバー攻撃か 米マイクロソフトが発表
  2. 中国チベット自治区でマグニチュード7.0の地震 16人死亡54人けが
  3. 『シャンプー上級者の元野良猫』→お風呂に入れると…目を疑う光景が283万再生「悟りを開いてて草」「何度も見返してしまった」
  4. 介護施設で「スキマバイト」中に入居者の指輪など窃盗の疑いで男(38)を逮捕 面会に訪れた親族が“結婚指輪”がないことに気づき発覚 警視庁池上署
  5. セントラルパークの馬車が廃止へ 米NY市議会が法案を採択
  6. お正月の食事も節約志向? 約半数が出費を意識するなか、ファミマのおせち2027は早割拡充&お肉付き「背徳おせち」に注目
  7. 「ルッキズムな世界だから…」糖尿病治療薬マンジャロなど不正販売か 薬局責任者の女ら2人を逮捕【news23】
  8. 【速報】日経平均株価 一時1400円以上の値下がり AI・半導体関連を中心に売り注文広がる
  9. 【 ごみ清掃芸人 】「集積所に出したごみは開けられている可能性がありますので、個人情報は入れない方がいいと思います」【マシンガンズ滝沢】
  10. 今年の自殺対策白書が閣議決定 自殺者数は統計開始以降初めて2万人を下回る 経済的な理由による男性の自殺が減少 「学生と生徒」は増加傾向 厚生労働省
  11. 【速報】政府 長生炭鉱の遺骨DNA調査「身元の特定には至らず」と発表
  12. 赤沢経産大臣「オフホワイトハッカーを集める」 来月サイバーセキュリティ専門チームの立ち上げを指示