“もやし”は野菜室に入れない!?コスパ最強!小松菜&もやし活用術【ひるおび】

物価高でも格安、コスパ最強の野菜といえば「小松菜」と「もやし」!
安いだけじゃない、生産者だからこそ知っている魅力や、栄養素を最大限活かす絶品レシピをご紹介します。
【写真を見る】“もやし”は野菜室に入れない!?コスパ最強!小松菜&もやし活用術【ひるおび】
「小松菜」はなぜ安い?生産者を取材
価格の変動がほとんどなく、他の野菜よりお得に買えることが多い「小松菜」ですが、なぜ価格が安定しているのでしょうか?
小松菜を栽培する、江戸川区の小原農園に聞きました。
小原農園代表 小原英行さん
「栽培日数が短いんですよね。
白菜だと何か月もかかるので、年間に何回も作ることができないんですけど、小松菜の場合は何週間かでできるので、市場出荷している場合だと7回ぐらい同じ場所で作れます。」
種まきから収穫までの期間が、夏は1か月ほどと短く、暑さ寒さにも比較的強いため、小松菜は1年中収穫が可能です。
年間で安定した収穫量があることから、値上がりすることなく、私たちの食卓を支えてくれているのです。
さらに魅力は栄養面にも。
カルシウムはほうれん草の約3倍。鉄分やビタミンCも豊富なため、美肌や骨粗しょう症予防が期待できます。
その栄養を余すことなく活かすため、重要なのはおいしい小松菜の見分け方です。
小原農園代表 小原英行さん
「切り口が新しいもの、みずみずしいものが鮮度に直結しますので、スーパーで見るときは、黄色くなっていない、白くてみずみずしいものを選ぶとおいしいと思います。」
定番の炒め物、味噌汁はもちろん、どんな料理にも使える万能野菜ですが、生産者ならではのおすすめの食べ方は、「生」で食べること。
ほうれん草に比べて、アクやえぐみが少ない小松菜は、生のままサラダ感覚で食べられます。
小松菜をザク切りにして、ごま油・塩・塩昆布であえるのがおすすめだそうです。
「もやし」はなぜ安い?実は栄養も豊富な“万能食材”
もう1つのコスパ最強野菜といえば、家計の強い味方「もやし」です。
物価高の今、一袋の価格は10年前からわずか4円しか上がっていないんです。
なぜこの安さを維持できるのでしょうか?
もやし生産者協会の理事長に話を聞くとー
工業組合もやし生産者協会 林正二理事長
「もやしは安いだけじゃなくて、栄養もあっておいしくて最高の食材なんだということを理解してほしくて、この安さのために相当苦しんでいるという事実もあります。
可能な限り上げないように、合理化・省人化・機械化を進めてコストを極力下げて達成できた価格です。」
もやしの原料、緑豆の価格は10年前と比べて4割上昇し、中東情勢の影響で包装資材も3割ほど値上げしています。
それでも価格が安定しているのは、天候に左右されない生産過程にあります。
もやしは緑豆を温水に浸し発芽を促した後、暗室で約10日間かけて生育します。
収穫後は地下水で洗浄し、計量・袋詰めを経て出荷されます。
機械化することによって人手や手間を徹底的に減らし、低価格が実現しているのです。
もやしには、栄養もあります。
原料の豆の状態のときにはなかったビタミンCなどの栄養素が、成長すると出てきます。
特に多いのが、疲労回復をサポートするとされるアスパラギン酸。
食物繊維も豊富なので、お腹のお掃除にも役立ちます。
10分で完成!『小松菜と厚揚げのチャンプルー』
野菜ソムリエのさやさんに、10分で完成する、小松菜・もやしのアレンジレシピを教えてもらいました。
まずは、1人分約165円でできる、小松菜のチャンプルー。
小松菜のほろ苦さを活かしたレシピです。
≪材料≫
小松菜・・・1束
ウインナー・・・6本
厚揚げ・・・1パック
卵・・・2庫
オイスターソース・・・大さじ1.5
塩こしょう・・・少々
ごま油・・・大きじ1
≪作り方≫
①小松菜の根元を十字に切って洗い、食べやすい大きさに切る
②厚揚げを一口大に、ウインナーを斜め薄切りする
③ごま油を熱したフライパンで、
厚揚げとウインナーを焼き色がつくまで炒める
④小松菜を茎→葉の順番で炒める
⑤オイスターソースを全体にかける
⑥溶き卵を回し入れ半熟状になったら優しく混ぜ合わせる
POINT)
・根元は切り落とさずに十字に切れ目を入れて洗うことで、丸ごと食べられる
・葉はビタミンC・ビタミンAが豊富で、茎の方はカルシウムが豊富なので、両方食べることで違う栄養素を摂取できる
・厚揚げに含まれるタンパク質は、小松菜のカルシウムの吸収を助ける効果が期待できる
もやしがメイン料理に!『もやしのキムチーズチヂミ』
続いては、包丁いらずでできる、シャキシャキもやしのチヂミです。
1人前、約91円でコスパ抜群です!
≪材料≫
もやし・・・1袋
キムチ・・・・50g
薄力粉・・・50g
水・・・60ml
鶏がらスープの素・・・小さじ1
ピザ用チーズ・・・50g
サラダ油・・・大さじ2
≪作り方≫
①薄力粉、水、鶏ガラスープの素を混ぜる
②ダマがなくなったらもやしとキムチを入れ、さらに混ぜ合わせる
③油を引いたフライパンで焼き、チーズをかける
④焼き色がついたら皿などを使ってひっくり返す
⑤仕上げに、強火で30秒ヘラでおさえながら焼く
POINT)
・チーズをたっぷりかけることで満足感アップ!
・最後に強火で表面の水分を飛ばすことで、表面カリカリ、中シャキシャキの食感に
プロが教える!正しい保存方法
【小松菜】
濡れたキッチンペーパーで全体を包み、ビニール袋に入れて野菜室へ保管します。
乾燥させないことが大事です。
【もやし】
保管のポイントは温度です。
「野菜室」ではなく、より冷たい「冷蔵室」へ保管します。
購入後、冷蔵庫へ入れるまでの間もなるべく低温の環境で運ぶとなお良いそうです。
(ひるおび 2026年6月30日放送より)