女子10000m 山本有真 初挑戦で31分41秒90、残り3周からの猛追もあと2秒届かず3位、アジア大会に向けて調子は上昇

■陸上・ホクレンディスタンス網走大会 女子10000m(8日、網走市営陸上競技場)
【日程&内定選手一覧】32年ぶり日本開催のアジア大会(愛知・名古屋)が9月19日開幕 ※随時更新
女子10000mが行われて、D.チェムタイ(ユニバーサル)が31分39秒52の自己ベストで優勝、アジア大会女子5000m代表の山本有真(26、積水化学)は初の10000mで31分41秒90で3位、終盤に追い上げを見せてアジア大会へ好調をアピールした。
アジア大会マラソン代表の矢田みくに(26、エディオン)、23年世界陸上ブダペスト女子マラソン代表の加世田梨花(27、ダイハツ)、今年1月の大阪国際女子マラソンで好走した村山愛美沙(東北福祉大4年)、そして、アジア大会女子5000m代表の山本有真(26、積水化学)とメンバーがそろった。
気温、湿度ともいいコンディションとなった大会、スタートから矢田が飛び出してレースを引っ張った。それに加世田が付いていった。1000mは3分07秒、山本は第2集団の前でレースを進めて、トップ集団とは5秒遅れとなった。
6月12日に行われた日本選手権女子5000mではラスト勝負で田中希実(26、豊田自動織機)を抜いて涙の初優勝を果たした山本、10000mは初挑戦となった。ペース配分、スパートのタイミングが初体験、山本は2000m付近でも第2集団をキープ、トップとは6秒差。
3000mを過ぎると加世田が前に出て、矢田に代わりレースを引っ張った。山本は第2集団の2番目に上がってきた。4000mでトップは加世田、矢田が少し遅れて、第2集団に吸収された。
山本はクイーンズ駅伝では2区(4.2km)で2年連続区間賞、しかし、昨季は3区(7km)では7位と距離が伸びて成績が落ちた。5000mを過ぎてもトップの加世田と山本の差は5秒とここまでペースは変わらない。
6000mでトップはD.チェムタイ(ユニバーサル)、加世田はすぐ後ろについて、山本は6秒差で追っていった。しかし、7000mでトップ集団と山本の差は10秒に開いた。8000mでペースメーカーが外れると、山本はスピードを上げて、11秒差のトップ集団を追い上げていった。
8800m付近で山本はトップと8秒差と3秒縮めた。初の10000mで徐々に先頭を追うと、残り1周で4秒差、最後の最後まで追い上げたが、トップ集団の2人もスピードが落ちずに1位はチェムタイ、2位が加世田、追い上げた山本は約2秒差の3位となった。
※写真は6月の日本選手権
【女子10000mA】
優勝)D.チェムタイ 31分39秒52
2位)加世田梨花 31分40秒03
3位)山本有真 31分41秒90