猫があなたに『叶えてください』と願っていること4つ お願いする理由や愛猫を満足させるコツ
言葉を話せない愛猫が、あなたに何かを訴えているように見えたことはありませんか?実は、猫には叶えてほしい秘密の願い事があります。その理由と、愛猫を大満足させるお世話のコツについてまとめました。
猫があなたに「叶えてください」と願っている4つのこと

1.もっと高い場所に登りたい
猫がタンスの上や冷蔵庫の上に登りたがるのには、ちゃんとした理由があります。
野生の時代の猫は、敵から身を守るためや、獲物を見つけやすくするために、高い場所を好んで生活していました。
その習性が今でも残っているため、家の中でも高い場所にいくと心がホッと安心するのです。床の上ばかりだと猫は退屈したり不安になったりします。
部屋を見渡せる高い場所は、猫にとって自分の強さを示せるお気に入りの特等席なのです。
2.静かで落ち着ける専用の隠れ家がほしい
猫はとても耳が良く、小さな音にも敏感に反応する動物です。そのため、テレビの大きな音や、突然の来客、家族の賑やかな声が続くと、心が疲れてしまいます。
猫が本当に求めているのは、誰の手も届かない自分だけの静かな部屋の隅っこです。狭くて薄暗い場所に入ると、野生の時代に穴ぐらで暮らしていた頃の記憶がよみがえり、とても落ち着きます。
一人の時間を邪魔されずに過ごせる隠れ家は、猫の心の健康に絶対に欠かせません。
3.新鮮で流れるお水が飲みたい
猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、もともとあまり水を飲まない体質ですが、水分が不足するとおしっこの病気になりやすくなります。
それなのに器に入った古い水を嫌がるのは、野生の本能で「止まっている水は腐っていて危険だ」と知っているからです。
反対に、川のように流れている水は安全で新鮮だと判断します。水道の蛇口から水を飲みたがるのはこのためで、猫はいつでも綺麗で冷たくて、動いている水を飲みたがっているのです。
4.自分のペースで遊びたい・そっとしておいてほしい
猫はとても気まぐれで、自由を愛する生き物です。自分が甘えたいときには全力で近づいてきますが、満足するとすぐに一人になりたがります。
飼い主が可愛いからといって、寝ているのを無理に起こして抱っこしたり、しつこく触り続けたりすると、猫は強いストレスを感じることも。
大好きな飼い主であっても、自分のペースを乱されるのは苦手です。「今は遊ぶ時間」「今は休む時間」と、自分で自由に決めさせてほしいと願っています。
愛猫を満足させるお世話のコツ

猫の願い事を叶えてあげるためには、普段の暮らしの中で飼い主が少しだけ工夫をしてあげる必要があります。
キャットタワーや家具の配置を工夫する
猫のために高い場所を作ってあげる一番簡単な方法は、キャットタワーを設置することです。
もし置くスペースがない場合は、今あるタンスや棚の横に低めのボックスを置き、階段のようにして登れるように工夫するだけでも十分喜んでくれます。
窓の近くに登れる場所を作ると、外を歩く鳥や車を眺めることができて、猫の良い退屈しのぎになるのでおすすめです。安全に登り降りができるように、ぐらつかない頑丈な家具を選んであげましょう。
静かな部屋の隅にドーム型のベッドを置く
家の中で家族があまり通らない、静かな部屋の隅や家具の隙間に、猫専用のスペースを作ってあげましょう。
市販のドーム型ベッドを置いてあげるのも良いですし、手軽に段ボール箱に柔らかい毛布を敷いてあげるだけでも、猫にとっては最高に落ち着く隠れ家になります。
大切なのは、猫がその中に入っているときは絶対に触らず、飼い主がそっとしておいてあげるということです。
水飲み場を増やし、常に清潔に保つ
猫にたくさん水を飲んでもらうために、水飲み場は家の中に最低でも2ヵ所以上用意してあげてください。
ご飯を食べる場所から少し離れた場所や、よく通る廊下に置くのがコツです。水が動いて見える自動給水器を使ってあげるのも非常に効果的ですよ。
器の水は最低でも毎日朝と夜の2回は入れ替えて、いつでも新鮮な状態を保ちます。容器も毎日ピカピカに洗って、ヌルヌルした汚れや埃が残らないように注意しましょう。
猫のサインを読み取る
猫の気持ちを知るためには、言葉の代わりに「体の動き」をよく観察するようにしましょう。例えば、名前を呼んだときにしっぽを大きく左右にバタバタと振っているときは、実はイライラしているサインです。
喉をゴロゴロ鳴らしているときは嬉しい証拠ですが、耳を後ろにパタンと寝かせているときは怖がっています。
こうした猫からの小さなサインを見逃さずに、嫌がっているときはすぐに優しく離れてあげるのが、信頼される飼い主になるコツです。
まとめ

猫の願い事は、どれも野生の習性や本能から生まれる大切なものです。
飼い主が猫の気持ちを正しく理解し、少しの工夫でお世話を変えてあげるだけで、猫の暮らしは驚くほど快適になります。
愛猫の行動をよく観察しながら、お互いにとって心地よい距離感を見つけ、毎日の生活の中で信頼関係をゆっくりと深めていきましょうね。
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