皇室典範改正案 中道改革連合の4議員が採決前に退席

皇室典範改正案をめぐり、きょうおこなわれた衆議院本会議で、中道改革連合の少なくとも4人の議員が党の賛成方針に反して採決前に退席しました。
中道は、これまで衆参両院の議長・副議長がまとめた皇室典範改正案の付帯決議案について、▼皇室に迎えた養子の子の皇位継承資格の是非について、速やかに検討することを追記することや、▼女性宮家の創設や女性天皇の是非についても、今後の安定的な皇位継承の検討対象とするよう修正を求めていました。
小川氏はけさ、議院運営委員会での政府側の答弁で「一定、同趣旨の担保が取れた」として、党として賛成する方針を表明しました。
しかし、中道の少なくとも4人の議員が採決前に本会議を退席しました。
中道改革連合 早稲田夕季 副代表
「『立法府の総意』を踏み越えたところになってしまっているということが私は大変残念だと」
中道改革連合 野間健 衆院議員
「まだ納得できない部分が相当ありました。国民の意識と相当離れた改正案だと思います」
中道改革連合 神谷裕 衆院議員
「いまの日本国憲法の男女平等という思想、発想のなかで、やはりちょっと少し変えなければいけない部分もあるんじゃないかというのが私自身の思いです。それとはやはり少し違うんだろうと」
また、退席した有田芳生衆院議員は自身のSNSに「改正法案は、議員である以前に個人として、私の国家観としてまったく受け入れられない」と投稿しました。
一方、野田元総理は改正案に批判的だったものの、「党の決定に従った」として採決では賛成しました。
中道改革連合 野田佳彦 元総理
「私にとっては敗北です。長い間、関わってきましたけども、至極残念な結果だと思います。でも、まだこれからも諦めずに種火を生かしていきたいと思います」
野田氏は改正案について「『立法府の総意』から逸脱したと思わざるをえない」と述べました。